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真夜中の子供たち(上) の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2021/04/23

まじで読み始めたことを結構後悔し始めているが、なんとか上巻を読み終えた。 これ全部読んだ人は結構尊敬しちゃうなあ(あ、我輩も頑張って全部読み終えます) 時間のある人にしかオススメ出来ない 「百年の孤独」以来の混沌感と膨張文体 下巻はどうなるやら…なんなら上巻すっ飛ばして下巻から...

まじで読み始めたことを結構後悔し始めているが、なんとか上巻を読み終えた。 これ全部読んだ人は結構尊敬しちゃうなあ(あ、我輩も頑張って全部読み終えます) 時間のある人にしかオススメ出来ない 「百年の孤独」以来の混沌感と膨張文体 下巻はどうなるやら…なんなら上巻すっ飛ばして下巻から読みたいくらいである

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2020/06/14

インド・・・学校で習ったこと 人口の多い国、東インド会社、永いイギリスの統治、ガンジー、独立、ネール首相、水爆実験 ・・・人人人の印象、ガンジス河の水浴、ブッダ発祥の地、輪廻転生・・・ 一般人が世界旅行に気軽に行けるようになったころ(1980年代から) 「インドっていいよ、す...

インド・・・学校で習ったこと 人口の多い国、東インド会社、永いイギリスの統治、ガンジー、独立、ネール首相、水爆実験 ・・・人人人の印象、ガンジス河の水浴、ブッダ発祥の地、輪廻転生・・・ 一般人が世界旅行に気軽に行けるようになったころ(1980年代から) 「インドっていいよ、すごいよ、いく甲斐がある」とはまっていた友人がいた、けど・・・ この本はそんな中途半端な関心を吹き飛ばしてくれるのだ まず、大げさに言えば地政学と宗教学に目を開かれる インドの上端部カシュミュール地方から物語は始まる 物語の語り手サリーム・シナイの祖父が礼拝マットを敷いて祈りをささげる えっ、仏教ではないんだ!! というとモノを知らないようだが、仏教じゃなくてもヒンドゥー教かもと イスラム圏でもあるんだよ!! だが、祖父アーダムス・アジズは西欧の教育を受けての医者 う~む、かたちだけの祈りかもしれないと ああ、のちのラシュデイ『悪魔の詩』が・・・ しかし、しかし、そんなことはぶっ飛んでしまう めまいのするような展開、確かに面白い、エキサイティング マジックリアリズムとやらの妙味、エンターテインメントのお手本 でも読むのが大変である! 怒濤の流れ込みで、上巻を終わった

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2018/10/11

長い小説だった…。サルマン・ラシュディと言えば『悪魔の詩』騒動が有名だが、この処世作も著名。『百年の孤独』と並び称されることも多いけれど、より「マジック」的な要素が強く、単純に比較はできない印象。冗長に盛り込まれた予言と懐古が所々記憶を呼び覚ましてくれるため、ストーリーは追い易い...

長い小説だった…。サルマン・ラシュディと言えば『悪魔の詩』騒動が有名だが、この処世作も著名。『百年の孤独』と並び称されることも多いけれど、より「マジック」的な要素が強く、単純に比較はできない印象。冗長に盛り込まれた予言と懐古が所々記憶を呼び覚ましてくれるため、ストーリーは追い易い。いつかは読みたいと思っていた小説なので、読めて良かったが、しかし長かった…。

Posted byブクログ

2015/12/04

過去を語るという設定上、私たちはまだ知らない出来事が不吉に暗示される。音楽のような不思議なリズムのある文で、それに慣れるとどんどん癖になっていくようだ。インドの歴史にもうちょっと詳しかったなら、マジックリアリズムの手法をもっと楽しめた気がする。

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2015/04/03

is it Magischer Realismus? but i believe that who's comment. i mean, the magic across the realism appear the second half. i'm goin...

is it Magischer Realismus? but i believe that who's comment. i mean, the magic across the realism appear the second half. i'm going to read it. meanwhile, i know about from the chief character of the boyhood to his grand-pa  (magic and realism 魔術的現実主義)

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2013/06/15

こいつはとんでもない本だ。イギリス在住インド出身の作家、サルマン・ラシュディの自伝風小説は20世紀におけるインド・パキスタン独立の歴史と交差しながら、そこに過去の数々の文学からのパスティーシュとマジックリアリズム的要素を闇鍋にぶち込んで秘密のスパイスを大量にまぶしたかの様な、凄ま...

こいつはとんでもない本だ。イギリス在住インド出身の作家、サルマン・ラシュディの自伝風小説は20世紀におけるインド・パキスタン独立の歴史と交差しながら、そこに過去の数々の文学からのパスティーシュとマジックリアリズム的要素を闇鍋にぶち込んで秘密のスパイスを大量にまぶしたかの様な、凄まじく濃厚な一代絵巻を織りなしている。インド独立の日に生まれたことで超能力を持った主人公、サリームの語りは現在と過去を交差しながら、家族/民族/政治/宗教/男女の問題を現前させながらも物語にぐいぐい引き込まれてしまう。ぶっ飛ぶよ。

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