シンボル形式の哲学(1) の商品レビュー
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<シンボルとしての言語・神話・芸術> 言語、神話、芸術を <シンボル形式>と呼ぶとき、 この表現にはある前提がふくまれているように思われる。 それは、言語も神話も芸術もすべて精神の形態化の特定の様式であって、 それらはすべて、遡れば現実というただ一つの究極の基層に関わっているのであり、 この基層が、あたかもある異質な媒体を透して見られるかのように、 それらそれぞれのうちに見てとられるにすぎない、という前提である。 現実というものは、われわれにこうした形式の特性を介してしか捉ええないように思われるのだ。
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目次 序論 問題の提起 第1部 言語形式の現象学のために(哲学史における言語の問題 感覚的表現の位層における言語 直観的表現の位層における言語 概念的思考の表現としての言語―言語による概念形成と類形成の形式 言語と純粋な関係形式の表現―判断領域と関係概念)
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