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ハワイ・南太平洋の謎 の商品レビュー

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2015/09/10

(2015.09.10読了)(2015.07.26購入) シリーズ「グラフィティ・歴史謎事典」の第10巻です。 ハワイおよび南太平洋の島々の歴史の謎に迫る本です。 南太平洋の島々は、ミクロネシア、メラネシア、ポリネシア、と大きく三つに分けられます。グアム、サイパン、ヤップ、パラオ...

(2015.09.10読了)(2015.07.26購入) シリーズ「グラフィティ・歴史謎事典」の第10巻です。 ハワイおよび南太平洋の島々の歴史の謎に迫る本です。 南太平洋の島々は、ミクロネシア、メラネシア、ポリネシア、と大きく三つに分けられます。グアム、サイパン、ヤップ、パラオ、ポナペ、等は、ミクロネシア。ニューギニア、フィジー、等はメラネシア。ハワイ、サモア、トンガ、タヒチ、イースター、等はポリネシアです。 【目次】 第1部 南海の財宝を求めて 第2部 南太平洋謎事典 2-1 暮らし編 2-2 暮らしのしくみ編 2-3 航海編 2-4 楽園の神々編 年表 南太平洋の歴史 主な参考文献 あとがき ●島(72頁) 地図帳などを見ると、世界最大の島はグリーンランド、二番目に大きいのがニューギニア、そして三番目がボルネオというふうに書いてある。 ●ネシア(73頁) ネシアはギリシャ語で「島」を表わす。ミクロネシア、メラネシア、ポリネシアは、それぞれ「小さな島々」、「黒い島々」、「多くの島々」を意味する。ただしメラネシアは、島が黒いということを表すのではない。そこに住む人々の肌が黒いことからメラネシアとよばれる。 ●ハワイ(76頁) 歴史上、ハワイ諸島を発見し上陸した最初のヨーロッパ人は、キャプテン・クックであった。ときに1779年。 ●ハワイ植民(77頁) 偉大なる航海者であるポリネシア人は、ハワイへの植民に成功した。そして、ハワイの人々はマルキーズとソシエテという二つのポリネシア人グループから形成されたのである。 ●主食(80頁) 太平洋の島々における主食は、一般にタロイモ、ヤムイモ、サツマイモなどのイモ類である。 ●サーフィン(112頁) いま、若者の間で流行しているサーフィンは、もともとポリネシアで発達した。 ●言語(150頁) ポリネシアのことばは、大きく見ると太平洋の島嶼部にひろく分布するオーストロネシア(南島)語に含まれる。オーストロネシア語は、東南アジアのマレー半島からインドネシア、ミクロネシア、メラネシア、ポリネシア地域にみられる。台湾の一部やアフリカのマダガスカルの言語も、じつはオーストロネシア語の中に含まれる。 ☆関連図書(既読) 「南太平洋物語」石川栄吉著、力富書房、1984.03.31 「キャプテン・クック」ジャン・バロウ編・荒正人訳、原書房、1992.10.25 「オーストラリア6000日」杉本良夫著、岩波新書、1991.02.20 「オーストラリア」杉本良夫著、岩波新書、2000.07.19 (2015年9月10日・記) (「BOOK」データベースより)amazon ポリネシアのさいはて、ハワイ。いつ、どのように、なぜ人が住みついたのか。人は海を舞台にさまざまな歴史を刻んできたのだ。小さな島でいとなまれた生活。紀元前から大海を航海していた人々の謎。素朴な信仰…。忘れられたハワイと南太平洋の島々の暮らしと謎をえがく。新しいハワイが、グアムが、タヒチが、発見できる1冊。

Posted byブクログ