映画的なあまりに映画的な美女と犯罪 の商品レビュー
所謂「フィルム・ノワール」(あるいはそれ以降の映画)に登場する女性論。目次から抜粋すると、「グレース・ケリーとヒッチコック映画の女たち」「バーバラ・スタンウィックの殺人保険」「白いドレスの女——ラナ・ターナー」「レスリー・キャロンに明日はない」「キム・ノヴァックはバッヂをつけてい...
所謂「フィルム・ノワール」(あるいはそれ以降の映画)に登場する女性論。目次から抜粋すると、「グレース・ケリーとヒッチコック映画の女たち」「バーバラ・スタンウィックの殺人保険」「白いドレスの女——ラナ・ターナー」「レスリー・キャロンに明日はない」「キム・ノヴァックはバッヂをつけていた」「暗黒街の女——シド・チャリシー」「アンナ・カリーナの犯罪——ゴダール版さらば愛しき女よ」「アンジー・ディッキンソンの黄色の誘惑」「ローレン・バコールとホークス的美女群」……。表紙は云うまでもなく、ハワード・ホークス監督「三つ数えろ」の冒頭シーン——ハンフリー・ボガートがローレン・バコールの煙草に火を点けているシルエットである。
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