別れてのちに の商品レビュー

ロビンドナルド【作】,高木晶子【訳】

2019/01/16

客観的に見れば、男の好みのタイプを勝手に決めつけて都合のいい女を演じてたら、好みでも何でもなくて捨てられた、ってことですが。話がヒロイン視点で進む上、ヒーローの言動や選んだ女が酷いので、立派な壁投げ本です。

内容（「BOOK」データベースより）　　　　
ベネチア・ギャンブルは、小柄できゃしゃな体つきに似ず、攻撃的なインタビューをすると評判のレポーターだった。ある夜、テレビ局主催のパーティーで、世界的に有名なキャスター、ライアン・フレインと知り合った。彼は、ニュージーランド初の民放テレビ局開設のためにイギリスから呼び寄せられた男だ。鋭い知性と威厳ある態度が魅力で、噂によるとそうとうなプレイボーイらしい。そのライアンが、帰りがけにベネチアの耳元にささやきかけた。日ごろ、男性のあしらいには慣れているはずなのに、ベネチアは妙に、はにかんだような興奮したような気分になった。