シャーロック・ホームズの新冒険(上) の商品レビュー
ホームズのパスティーシュは数あれど、昨今の作品はちょーっとお遊びが過ぎる(笑)傾向あるかなあと思っていたので、今作の折り目正しいパスティーシュは大変嬉しく読ませて頂きました。いや、この手の作品はどうしたって遊びがちだけど、あまりぶっ飛んではなかったかな〜と(笑)。 今作には「ま...
ホームズのパスティーシュは数あれど、昨今の作品はちょーっとお遊びが過ぎる(笑)傾向あるかなあと思っていたので、今作の折り目正しいパスティーシュは大変嬉しく読ませて頂きました。いや、この手の作品はどうしたって遊びがちだけど、あまりぶっ飛んではなかったかな〜と(笑)。 今作には「まだらの紐」の決定的なネタバレ作品があるので、聖典未読の方はご注意下さい〜*\(^o^)/*以下のレビューでは触れてませんので大丈夫かと*\(^o^)/* ◉悪魔のような機械…英国に一つしか存在しない兵器が殺人事件の凶器として使用され、兵器を操作できる兄弟の一人が逮捕された。犯行当時、何人もの人がその兵器しか立てない重機音を聞いたと証言するが…。 →うーん、オープニングを飾る作品としてはイマイチかな…。 ◉最後の乾杯…かつてホームズが逮捕し、死刑の執行を待つ身となった男の復讐とは。 →こういうの好き〜(笑)。ホームズを出し抜こうとした男が用意した、用意周到な結末に、乾杯! ◉幽霊の部屋…奇妙な老婆との同居生活が始まった夜、依頼人が遭遇した恐ろしい部屋に潜む物の正体に迫る! →こういう「さてといい」も好き〜(笑)。 ◉まだらの紐の復活…紐アゲイン(笑)。これはヤバいよ、ネタバレにも程があるよ!笑 ◉すばらしきホームズ…映画とホームズ。 →ホームズ… ◉シャーロック・ホームズとあの婦人…あの婦人にのぼせ上がるホームズ、今回も出しぬかれるの巻。 →注釈多すぎるパスティーシュは、あまり好きじゃないのよね〜。 ◉芝生の影ーシャーロック・ホームズのある冒険…死期の迫る少年が窓の外に見た不審な男の影の正体とは。 →すごい後味悪い。ある意味ではライヘンバッハ以上の衝撃のラスト。こういうバッドエンドな結末ものってあまり好きじゃないのよねー(T_T)
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3+ ホームズ生誕百周年を記念して出版されたアンソロジー。 上巻だけは数年前に読んでいたのだが、先日、下巻を見つけて入手したので、それを読み始める前にせっかくなので上巻も再読することに。 デキにバラつきはあるがストレートなパスティーシュはなかなか良い。特にラッツからホックまでは...
3+ ホームズ生誕百周年を記念して出版されたアンソロジー。 上巻だけは数年前に読んでいたのだが、先日、下巻を見つけて入手したので、それを読み始める前にせっかくなので上巻も再読することに。 デキにバラつきはあるがストレートなパスティーシュはなかなか良い。特にラッツからホックまでは楽しい。それより後半は若干落ちる。特に“私の考えた○○説”系のものは説得力があるわけでもなく、面白味があるわけでもなく、厳しい。
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『二二一番地B』 『悪魔のような機械』 ジョン・ラッツ 殺害されたオールズボルト軍需会社の社長オールズボルト。ガトリンク・ガンの発射音。逮捕されたガトリンク・ガンを売り込むランデン・エッジウィック。兄による依頼。 『最後の乾杯』 スチュワート・M・カミンスキー ワトスンに「ジ...
『二二一番地B』 『悪魔のような機械』 ジョン・ラッツ 殺害されたオールズボルト軍需会社の社長オールズボルト。ガトリンク・ガンの発射音。逮捕されたガトリンク・ガンを売り込むランデン・エッジウィック。兄による依頼。 『最後の乾杯』 スチュワート・M・カミンスキー ワトスンに「ジョン」と呼びかけるホームズ。グラスゴーへ呼び出されたホームズ。ホームズの役者を探す男。ホームズに逮捕されたマルコム・ベル。死刑前の最期の乾杯。 『幽霊の部屋』 ゲイリー・アラン・ルーズ インドから戻ってきたファーリントン夫妻。叔母の家の世話になるが・・・。豹変した叔母レディー・ペネロープの謎。ファーリントン夫人の見た謎の部屋。ペネロープを世話するジェレミーの秘密。 『まだらの紐の復活』 エドワード・D・ホック ストーク・モランのロイロット博士の飼っていた動物を引き取ったジプシー。もう一匹の沼毒蛇。ジプシーに殺害されるとおびえる兄ヘンリー・デイド。ストーク・モラン訪問中に殺害されたヘンリー。ヘンリーの黄金の秘密。 『すばらしきホームズ』 ジョン・L・ブリーン ホームスの送られた二通の手紙。依頼人との面会。役者達の話。ホームズのもう一つの顔。 『シャーロック・ホームズと「あの婦人」』マイケル・ハリスン 『ボヘミアの醜聞』事件の真実の物語。「ボヘミア王」と「アイリーン・アドラー」の正体。盗まれたダイヤの謎。 『芝生の影』 バリー・ジョーンズ 自分の患者の息子がおびえるとのムア・エイガー医師からの相談。芝生にうつった影におびえる息子。かたくなに捜査を拒む父である牧師の持つ秘密と兄の謎。 『ガワナス誘拐事件』 ジョイス・ハリントン 二か月前消えたダイアナ。「ワトスン」と呼ばれる青年の捜査。 2010年3月5日購入 2010年9月15日読了
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ホームズのアンソロジーである。 さまざまな作品が寄せられており、その中には有名な作家もあれば新人作家もいる。 いずれにせよ、ホームズファンなら読んで損はない作品である。
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