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マグデブルク越境工作 の商品レビュー

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2016/01/26

本書は、ベルリンの壁崩壊前夜ともいうべき1980年に執筆された。プロットは陰鬱である。イギリスの諜報組織であるSISが、ソ連〔東西冷戦〕の著名な兵器開発研究の要人を亡命させるために東ドイツに旧SASと思われる人物に白羽の矢を立てエスコート役として送り込んだ。しかし亡命計画にはBプ...

本書は、ベルリンの壁崩壊前夜ともいうべき1980年に執筆された。プロットは陰鬱である。イギリスの諜報組織であるSISが、ソ連〔東西冷戦〕の著名な兵器開発研究の要人を亡命させるために東ドイツに旧SASと思われる人物に白羽の矢を立てエスコート役として送り込んだ。しかし亡命計画にはBプランがなく、直前で崩壊の憂き目にあう。要人とその娘を抱えての脱出行。要人亡命後の自らの脱出計画のBプランとして想定した国境越えに3人の命運がかかる。ストーリーとしてもB級であり、展開もかったるい。愚作

Posted byブクログ