大人のための偉人伝 の商品レビュー
子どもの頃に読んだ、キュリー夫人、エジソン、野口英世など多くの偉人物語が一気に、まとめて理解できます。野口英世がとても野心的であったこと、浪費家であったこと、エジソン言葉と実際の努力、二宮尊徳の栄達と金融、子どもの頃に読んだだけで知らなかった偉人のことを改めて読むことができました...
子どもの頃に読んだ、キュリー夫人、エジソン、野口英世など多くの偉人物語が一気に、まとめて理解できます。野口英世がとても野心的であったこと、浪費家であったこと、エジソン言葉と実際の努力、二宮尊徳の栄達と金融、子どもの頃に読んだだけで知らなかった偉人のことを改めて読むことができました。
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著者、木原武一さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 木原 武一(きはら ぶいち、1941年 - )は、日本の評論家、翻訳家。 東京生まれ。東京大学独文科卒。当初は現代米国文明論などを翻訳していたが、その後、人生論、読書案内などを多く執筆して...
著者、木原武一さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 木原 武一(きはら ぶいち、1941年 - )は、日本の評論家、翻訳家。 東京生まれ。東京大学独文科卒。当初は現代米国文明論などを翻訳していたが、その後、人生論、読書案内などを多く執筆している。 現在、79か80歳になられています。 今回手にした、『大人のための偉人伝』。 多分、再読になりますが、興味深い内容ですね。 例えば、ナイチンゲール(1820~1910年)。 彼女はクリミア戦争時の看護活動で有名ですが、それ以外に、看護教育や病院建築などの実務的な面の基礎を作り上げたようなことが書かれています。 この本の紹介は、次のとおり。(コピペです) 面白くてためになるものといえば、まずなによりも偉人と呼ばれる人たちの物語である。これを子供たちに独占させておく手はない。子供にとっての模範は大人にとっても模範となるはずである。世のため、人のために尽した偉人たちから学ぶべきは、むしろ大人のほうである。偉人伝を読んで感動したり、発奮したり、あるいは忘れ去った幼い日の夢と理想を思いおこしてみたりするのもときには必要なことではなかろうか。
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偉人伝と聞く、子供本と思いがち。野口英世⇒人間は何らかのハンディを持って生きている、それをどう対処するかにこそ、その人の生き方があらわれる。有益な話が一杯。
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子供向けの偉人伝は、教育的な意味合いからその人がどのように成功して偉人になったかというポジティブな面を取り上げたものが多い。通常、伝記というものは子供の頃に読んで終わり。大人の読み物では無いと思われがちだが、実際は、偉人のネガティブな面や失敗等、大人だからこそ参考になる教訓がある...
子供向けの偉人伝は、教育的な意味合いからその人がどのように成功して偉人になったかというポジティブな面を取り上げたものが多い。通常、伝記というものは子供の頃に読んで終わり。大人の読み物では無いと思われがちだが、実際は、偉人のネガティブな面や失敗等、大人だからこそ参考になる教訓がある。 この本では、子供の伝記では紹介されなかった偉人達の実態を紹介する。取り上げた人物は、シュワイツアー、ヘレン・ケラー、リンカーン、ナイチンゲール、エジソン等。日本では、野口英世。彼は、貧しい家庭に育ち、火傷のハンデを負い、黄熱病の研究で注目を浴びたが自分も病に倒れるという劇的な生涯を送った偉人の一人として有名だ。でも彼自身は、大変な野心家で、友人を袖にしたり借金を踏み倒したり、現代の基準では素行の悪い人物だったようだ。明治時代は、立身出世が人生の目標であり、彼もその目標を成就するために手段を択ばないところがあった。この時代の多くの人達は、それが当たり前だったのかもしれない。 20年前に読んだ本だが、改めて読んでみてもいろいろな発見があって面白かった。大人の視点から見ても、先人達の生き方には学ぶことが多い。
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リンカーン 自分を持たず、人の話を聞き、open-mindに反応し、(奴隷解放がもつ求心力を利用する)シンプルな戦略は用い、南北戦争の狂気の中で常にごく普通の正気を保ち、そうあるべきことをその通りにした。陥りがちな"悪くてずるい政治家"にならず、粛々と人々の...
リンカーン 自分を持たず、人の話を聞き、open-mindに反応し、(奴隷解放がもつ求心力を利用する)シンプルな戦略は用い、南北戦争の狂気の中で常にごく普通の正気を保ち、そうあるべきことをその通りにした。陥りがちな"悪くてずるい政治家"にならず、粛々と人々の声を聞き、真正直に、やるべきことをその通りにやった。 歩哨で徹夜したらそりゃ居眠りするから死刑とかおかしいでしょ →恩赦の理由を軍法会議ログから探しすぎてむしろ軍旗乱れる。 南軍も捕虜釈放、深追いしない指令。 「敵を味方にするのが、敵を破ることだ」 いやほんとそれ。それしかない。
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普通の伝記では扱わない裏話的なものもあって面白かった。続編の方は、マニアックな人選で自分的にはイマイチだった。
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伝記を読みたいけど、 いったい、何を読んでいいのかわからなかった自分にまとめてパッケージで紹介してくれた本。 シュワイツァー、ヘレン・ケラー、リンカーン、ガンジー、ナイチンゲール、 キュリー夫人、エジソン、カーネギー、野口英世、二宮尊徳、 という、 まさに全然適当な幅広すぎる人選...
伝記を読みたいけど、 いったい、何を読んでいいのかわからなかった自分にまとめてパッケージで紹介してくれた本。 シュワイツァー、ヘレン・ケラー、リンカーン、ガンジー、ナイチンゲール、 キュリー夫人、エジソン、カーネギー、野口英世、二宮尊徳、 という、 まさに全然適当な幅広すぎる人選。 そして、 紹介もヨイショというより、半分批判してしまっているような素直な感想で、楽しく読めました。 この本で紹介されいる人物で、もっとつめて知りたい人物については他でしっかり調べ、読んでみようという気になりました。 他にもどんどん同じような内容で、 いろいろ紹介してもらえたら嬉しいです。
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今の子供達は偉人伝なぞ読むのだろうか? 自分が子供の頃は偉人伝が嫌いでした。 今あらためて偉人と称ばれる人々の 足跡をたどるととても勇気付けられます。 注意すべき点は自分の不甲斐なさに 凹んでしまうことです。
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子供向けの偉人伝は、子供の知性や感受性におさめるために、偉人の生涯や仕事を無理やり小さな器に押し込んでいる。大人にこそ、偉人伝から学ぶことがたくさんある。 エジソンが発明を社会に売り込むセールスマンとしての努力に創造的な喜びを感じていたこと、野口英世が巧みな弁術で周囲の支援を獲...
子供向けの偉人伝は、子供の知性や感受性におさめるために、偉人の生涯や仕事を無理やり小さな器に押し込んでいる。大人にこそ、偉人伝から学ぶことがたくさんある。 エジソンが発明を社会に売り込むセールスマンとしての努力に創造的な喜びを感じていたこと、野口英世が巧みな弁術で周囲の支援を獲得するような人物だったこと、二宮尊徳が積小為大の精神や、金を貸して利息を稼ぐような行為をしていたことなど、あまり知られていない面を学ぶこともできた。 取り上げている人物:シュワイツァー、ヘレン・ケラー、リンカーン、ガンジー、ナイチンゲール、キュリー夫人、エジソン、カーネギー、野口英世、二宮尊徳 ・エジソンは、なにごとにも好奇心を抱き、自分で試さずにはいられない性質を理解してもらった母親から、科学実験の本を与えられ、いたずらではなく学問的な方向へ誘導された。 ・エジソンは耳が聞えなくなったことを、雑音に煩わされることなく自分に集中できるようになったという利点をあげ、無形の宝物とさえ呼んだ。 ・カーネギーは、有望な投資対象を選定するかのような姿勢で資産を慈善事業に投入した。
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はじめてその自伝を手にとり、最初の数ページを読むや、いままでなぜこの本を知らずに過ごしてきたのかという強い自責と後悔の年に襲われるのをおぼえたものだった。 ヘレン・ケラー「わたしの生涯」(岩橋武夫訳・角川文庫) 「アイデンティティ」の確立とは、要するに、「自分の仕事」を持つこと...
はじめてその自伝を手にとり、最初の数ページを読むや、いままでなぜこの本を知らずに過ごしてきたのかという強い自責と後悔の年に襲われるのをおぼえたものだった。 ヘレン・ケラー「わたしの生涯」(岩橋武夫訳・角川文庫) 「アイデンティティ」の確立とは、要するに、「自分の仕事」を持つことであって、「青春」とはそのための助走なのである。 すべてのものは本来、自他の対立をこえて調和しているものであり、対立するものがあってこそ調和がある
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