ウミサチとヤマサチ の商品レビュー

西野綾子【文】,阿部肇【絵】

2011/11/24

日本の神話シリーズ８。
コノハナサクヤの息子、ウミサチは海で魚を、ヤマサチは山でけものを取る仕事をしていました。ある日２人は仕事を交換しました。しかしヤマサチは兄の釣り針を無くしてしまいます。ヤマサチは釣り針を探せず困っていると、海から神様が出てきて、海神の宮殿への行き方を教えてくれました。ヤマサチは言われたとおりにし、海神の娘トヨタマヒメと出会い、結婚します。海で幸せに暮らしていましたが、ヤマサチは兄の釣り針の事を思い出し、地上に帰ります。
ウミサチは釣り針を返してもらっても、ヤマサチに意地悪をしますが、ヤマサチは海神からいろいろアドバイスをもらい、また潮満玉と潮干玉をもらっていたので、兄も改心する。
トヨタマヒメがやってきて、赤ちゃんを産むが、決して覗かないでと言われた産屋を見てしまったヤマサチは、トヨタマヒメの正体がワニだと知る。トヨタマヒメは海に帰りましたが、子どもは立派に国を治めるでしょう・・。