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銀の匙 の商品レビュー

4.1

100件のお客様レビュー

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ドラマティックな出来…

ドラマティックな出来事や、怒涛のストーリー展開があるわけではありません。しかし、その文章の美しさは必読。何年かに一度読み返したくなる一冊です。

文庫OFF

なんといっても描写が…

なんといっても描写が美しく、また主人公の成長の過程やその時々の気持ちの動きが細やかに描かれています。解説に夏目漱石がこの作品を高く評価していたとあるのが、なんとなく納得できるような雰囲気のある作品です。(ただ、ストーリー性がそんなにあるわけではないので、買ってからしばらく「積ん読...

なんといっても描写が美しく、また主人公の成長の過程やその時々の気持ちの動きが細やかに描かれています。解説に夏目漱石がこの作品を高く評価していたとあるのが、なんとなく納得できるような雰囲気のある作品です。(ただ、ストーリー性がそんなにあるわけではないので、買ってからしばらく「積ん読」状態にしていたことを白状します…。)

文庫OFF

2026/03/30

めっちゃ好きです。読後、小説を読むのは楽しい、、、と感じた。 内容にエンタメ性などはあまり無かった。しかし、ただただ幼少期の日常を描いているだけなのに、それが心温まり、懐かしくなる。 大事にしたい一冊です。

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2025/02/07

ストーリーにおける面白さは全くといっていいほど特筆すべきところはないと思う。けれど読んでいくうちに自分の幼い頃と自然に重ね合わせ、特有のふわふわとした暖かさがあって読んでいて心地良い。夏目漱石の書評は本当に的を射てると思った。こんな本は初めて読んだ。

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2024/05/20

なんとも形容のしがたい読後感。 にわか読書家では、なるほどこの本の良さを感得するのは難しかった。 でも、解説でもあるように、言葉遣いがとても綺麗で、読んでいてイヤな気にはならないのはわかった。 それにしても、少年のころの時代をこんな風に綺麗に書くのは、とても素直なそれでいて頑固...

なんとも形容のしがたい読後感。 にわか読書家では、なるほどこの本の良さを感得するのは難しかった。 でも、解説でもあるように、言葉遣いがとても綺麗で、読んでいてイヤな気にはならないのはわかった。 それにしても、少年のころの時代をこんな風に綺麗に書くのは、とても素直なそれでいて頑固な人だったんだなあ、なんて思ったり。

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2023/04/03

聞かん坊が、青年になるまでの人生記だろうか。 大正時代の日々の営みが、どこか瑞々しく清々しく感じる。 今では使われなくなった言葉も多く、脚注とともに、想像し、調べ調べ、頭の中に世界を形作っていく。 不器用だけど、感性豊かな主人公。 忙しい時でも、何だかスッと読める話であった。

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2021/07/01

見たことはないけれど、大正あたりの日本の風景はきっと原色が少ない風景だったんだと思う。 読んでいて想像するアースカラーの世界は自然の摂理の中に人間が存在することを思い出させてくれる。

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2020/06/07

うまくは説明できないのだけれど、とても詩的な世界観。 前半のお惠ちゃんとの話もはかない感じだが、後半さいごの友だちの姉様の描写も気になる。ばあやと3人での最後の晩餐シーン。なぜただの豆腐があんなに旨そうに思えるのか!

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2020/01/28

同時に読んでいた三浦しをんのエッセイに、この中勘助の記憶力の良さについて書いてあった。 確かに、仔細にわたって覚えているものだ。 小説とはいえ、あったこと、見たことは、自分の子供時代のことから来ているのだろうから。 今で言うなら発達障害の子供だったのかな? 感受性が強く、なん...

同時に読んでいた三浦しをんのエッセイに、この中勘助の記憶力の良さについて書いてあった。 確かに、仔細にわたって覚えているものだ。 小説とはいえ、あったこと、見たことは、自分の子供時代のことから来ているのだろうから。 今で言うなら発達障害の子供だったのかな? 感受性が強く、なんでもわかっているけれど、それを口に出せずに損をしている。 でも結構子供ってそんなものかも、とも思う。 丁寧に愛をたっぷり持って一緒にいてくれた伯母さんの温かさが身に染みる。 最期は可愛そうとも思えるけれど、伯母と言うのは甥っ子との甘やかな記憶で生きていけるものなのですよ。

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2020/01/27

幼少期から次第に成長していく様子の描かれた、いわゆる自伝的小説。 展開の起伏があまりないので、読んでいる途中でなんとなく飽きてしまったものの、擬音の使い方をはじめとして言葉選びの美しい文章だった。 一気に読むよりも、それこそ新聞での連載のように少しずつ読み進める方が味わい深い...

幼少期から次第に成長していく様子の描かれた、いわゆる自伝的小説。 展開の起伏があまりないので、読んでいる途中でなんとなく飽きてしまったものの、擬音の使い方をはじめとして言葉選びの美しい文章だった。 一気に読むよりも、それこそ新聞での連載のように少しずつ読み進める方が味わい深い小説なのかもしれない。 書評に拠ればこの小説を「センチメンタル」と評するのは妥当ではないらしいが、いまいちよく分からない。甘やかな回顧であって感傷とは違うということだろうか。

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