尾張藩江戸下屋敷の謎 の商品レビュー

小寺武久【著】

戸山荘といわれた江戸…

[文庫ＯＦＦ]

戸山荘といわれた江戸最大の別邸尾張藩下屋敷。その戸山荘の全像を復元・検証する。

広大な庭園を持ってい…

[文庫ＯＦＦ]

広大な庭園を持っていた大名屋敷の実像が窺えます。

2017/01/19

１９８９年刊行。著者は名古屋大学教授。◆本書で描かれるのは、尾張藩下屋敷の庭園に関する文化的側面のみで、政治的意義の叙述はないようだ。ちなみに、当該下屋敷庭園が評判となったのは、いわゆる大御所時代、宝暦年間以降で、江戸文化華やかなりし頃のこと。

2015/11/22

江戸時代、現在の戸山にあった尾張藩の下屋敷には、東海道の宿場町が再現された施設があったという。今はその当時の面影は殆どないが、その姿をイメージさせてくれる。当時から一部の人々には見てみたいスポットだったようで、日記などに詳しく記録した人が何人かおり、その日記などから当時の姿を復元していくストーリーで、臨場感があった。