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永遠のセラティ の商品レビュー

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2010/06/13

著書を読んで感激し、直接セラティに会いに出かけた著者のメモワール。若干感傷に流され気味なところを、もうひとりの著者山西氏が補うという構成。晩年の、理想と現実との相克に悩んでやや現実のほうに傾いてしまったらしいセラティのすがたが描かれている。セラティという人を初めて知って、興味を持...

著書を読んで感激し、直接セラティに会いに出かけた著者のメモワール。若干感傷に流され気味なところを、もうひとりの著者山西氏が補うという構成。晩年の、理想と現実との相克に悩んでやや現実のほうに傾いてしまったらしいセラティのすがたが描かれている。セラティという人を初めて知って、興味を持って読んだので、もう少し客観的な伝記部分もほしかった気も。でも、なかなか手に入りにくいセラティ関連本の1冊なので、貴重だった。

Posted byブクログ