海嶺 の商品レビュー
実話だったのですね。「にっぽん音吉漂流記」も読んでみたくなりました。 とても長い小説でしたが、読み応えがあって深く考えさせられました。 自分の与えられた場所で、懸命に生きる姿に感動しました。
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お金とパスポートがあれば好きなところへ日本人は行ける、そして帰って来れるのが当たり前の現代。それから200年前、日本から出れば戻ってことが難しい時代。 自らの意志で旅を始めたのではなく、神々の導きにより海の彼方に漂いながら世界を巡ることになった男たちの話。 読みながら僕も旅を始める、そして気がつけば一緒に祖国へ帰れる日を夢に見ながら荒海を超え、精神的な闘いをしていた。 これを読み終わって、小野浦へ足を運んでみたくなった。
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