クレヨン王国 月のたまご(PART6) の商品レビュー
キラップ女史の初登場とアラエッサの朝のあいさつがこの巻の隠れ見所。発症したら100%死に至る不治の奇病「青ころり」が一部の地域で猛威を振るい、住民らが家族も見捨てて逃げ出す中、1人かの地に赴き必死に看護するまゆみがハイライトだろう。個人的には1号さんが好き。そして遂にダマーニナ...
キラップ女史の初登場とアラエッサの朝のあいさつがこの巻の隠れ見所。発症したら100%死に至る不治の奇病「青ころり」が一部の地域で猛威を振るい、住民らが家族も見捨てて逃げ出す中、1人かの地に赴き必死に看護するまゆみがハイライトだろう。個人的には1号さんが好き。そして遂にダマーニナも動き出す。焦ったいほど話が進まないが、いよいよ次巻から進みそう。 図書館本を借りてきているが、MY POEMに小学生女子と思われる字で書き込みが。なかなか上手で微笑ましかった。
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アラエッサの鶏がなぜ朝鳴くかの話は、その前置きの後でアラエッサがコケコッコーと鳴き、ストンストンと共に心が温かくなった。 うさぎと鷹の話(うさぎの伝染病が流行ったが、鷹達が多い地域で伝染病初期て弱ったうさぎ達がみな殺されたことによりそれ以上の広がりは食い止められた話、うさぎはうさぎ、鷹は鷹として生きる話)が印象的だった。 伝染病・青ころりの蔓延、アラエッサが故郷で朝鳴く感動的なコケコッコー、ダマーニナはベッド内の水が減りつつあり以前の2分の1を摂取、まゆみは図書館で三郎の情報がないか毎日新聞を読んでいたがある時青ころり蔓延を知り症状が三郎と似ていたので水車に戻ってアラエッサの秘薬を手に青ころりの病院へ。原因と思われる鏡の城にまゆみとナース1号が行くと、ダマーニナが隠れていた。 自尊心のない人と ありすぎる人との間を 白い帆をあげて走っていく 楽じゃないな 一方をさげれば一方に近寄る 岸辺のマンジュシャゲども 火のような目で見送る 女と女の海峡風景 ↑まゆみが病院へボランティアに行くと、秘薬は効果を発揮。ナース1号と2号と共に看護師として働くが、1号は気が強く古株として2号とまゆみを従える。2号はあっさり受け入れてしまうので、まゆみも従わざるおえない、その苦痛。 病院の紙に上記の詩を走り書きしたのを1号に見られ、「自尊心の強い女で悪かったわね」と言っていて、現実的な仕事のストレスを思い出す笑p210 「どんな人も、自分のほんとの顔だけは見ることがてきないというのは皮肉ね」p224 「〜友達の顔と、鏡に映った友達の顔を見比べればわかる。自分にはわからない本当の自分を他の人はちゃんと知っている。気持ちが悪い。あなたにはきっと、私は意地悪で気の強い女に見えるんだろうな。それほどじゃないんだけどね。」 鏡の城にオートバイでまゆみを連れていってくれた1号は、城を探索して怖くなったまゆみをまたオートバイに乗せて1周して(気持ちがスカッとするわよと)くれたり、上記のことを語ったり、婚約者を青ころりで亡くした辛さもあり、ただの意地悪な女じゃないのだとわかる。
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伝染病とは穏やかじゃない…。 犠牲も山ほど出てる。 公害病か、放射能か…。 そんなイメージも思い浮かぶ。 それぞれがバラバラに動いているように見えるのだけど、いつか一点に収束するのだろうか。
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地球に平和をもたらす「月のたまご」の危機を救った三郎とまゆみ。いま、三郎は、白馬のピーターの案内で、カメレオンとともに海の小人の国へ。まゆみは、三郎やアラエッサをさがして一人旅。三郎という核をなくし、ずるがしこいイタチのダガーの勢力が強くなったクレヨン王国に、奇病「青ころり」がひ...
地球に平和をもたらす「月のたまご」の危機を救った三郎とまゆみ。いま、三郎は、白馬のピーターの案内で、カメレオンとともに海の小人の国へ。まゆみは、三郎やアラエッサをさがして一人旅。三郎という核をなくし、ずるがしこいイタチのダガーの勢力が強くなったクレヨン王国に、奇病「青ころり」がひろがって鏡の森の城を壊そうという動きが出る。まゆみは青ころりの患者に、アラエッサが作った薬が効くのではと考え、取り残された地域へと向かうが・・・。 ピーターが何をしようとしているのか気になるところで、まゆみの様子が中心になってしまって結局分からず終いでした。サードと早く再会できるといいなと思ったのですが、ダマーニナに見つかってしまったのでまだ困難が待ってますね・・・。アラスト組の活躍が少なめだったので、もっとどたばたやってくれないかしらと7巻に期待を込める。キラップ女史が最強すぎて面白いので、何かやらかしてくれるかな。カメレオン総理も早く戻ってきて欲しい。
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○感想 6で終わりではなかったことに、ちょっとびっくりしました。 謎解きが出揃いはじめて、後は何をどう料理するか、というあたり。 知識を得るのに遅すぎることは無いんだなと、あとがきに勇気づけられました。 しかし…水爆が海底に59個沈んでいるらしく…小説より事実のが怖いって...
○感想 6で終わりではなかったことに、ちょっとびっくりしました。 謎解きが出揃いはじめて、後は何をどう料理するか、というあたり。 知識を得るのに遅すぎることは無いんだなと、あとがきに勇気づけられました。 しかし…水爆が海底に59個沈んでいるらしく…小説より事実のが怖いって嫌な世界すぎる。
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読んだだいぶ後での更新。先がきになってきになって仕方が無いので、かなり飛ばし読みをしていた様な・・・それでも、どんどん話は展開していく。きっと子どもはこれについていけないかもなぁ。
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