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経済学は役に立つか の商品レビュー

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2013/09/28

(1)塩沢氏は、近代経済学的思考の発想の中で、 大学時代は余り関心がなかったが、 最近のいろいろな発言を見て、 実に参考になる部分が多く、 もう少し詳しく勉強する必要があると考えている。 どう時代を正確に捉えるかという作業を きちんとやることが大切である。 現在の経済学のもつ...

(1)塩沢氏は、近代経済学的思考の発想の中で、 大学時代は余り関心がなかったが、 最近のいろいろな発言を見て、 実に参考になる部分が多く、 もう少し詳しく勉強する必要があると考えている。 どう時代を正確に捉えるかという作業を きちんとやることが大切である。 現在の経済学のもつ「危機」そして 「予測できないこと」と言うことは、 経済学の「限界」なのかそれとも「破産」なのか? (2)現在の時点で、 主要な日本的経済学のテ-マは、 「日米関係の地位の変化」にある。 日本の経済力が、世界の中でも明らかに 重要な位置を占めるようになった。 その事によって何をもたらしたかをつかむこと。 (3)ドルの金本位制からの移行 -いわゆるニクソンショック。*石油危機 (4)円高そしてその中で2度にわたる株式の暴落 (5)アメリカを対外責務国におとしいれた レ-ガノミックス 貿易の不均衡-アメリカの輸入超加 --それを減少させる要因があるのか? そのために、内需拡大- 総需要政策の積極的な運営  →いわゆるマクロ経済学 市場解放-自由競争のメカニズムを活かす。 →ミクロ経済学。 (6)<円高はなぜ起こったか?> 1)その事によって、 アメリカの輸入超過という現象は変化したのか? 2)逆の面で、アメリカの土地、会社などを 購入するという側面が生まれた。 現在の日本の問題については、 「人材の質」そして「エリ-ト再生機構」 と言うことになる。

Posted byブクログ