快適住まい作戦 の商品レビュー

メディアハウスA&S【著】

2011/11/26

家は住む人がくつろぐ場所

DIY　「自分で出来ることは全て自分で」
自分で家を建てる　２×４材
「日曜大工でマイホームを建てる会」

誰でも初めは自信なんか無い。たいてい、半歩進んだところでやめてしまう。とりあえず、まず一歩踏み出す。実際に作り始めてみるとやりがいも出てくるし、おもしろくなってくる。自分の手で作る家だから愛着が出てくる。建築中は様々な問題が起こるが、人間はせっぱ詰まった状況になれば自ずから力がわいてきます。

大切なのは体力と気力。途中で弱気になったり、他人に頼ろうとしてはダメです。何が何でもやり遂げる。と思えば、案外簡単にできます。

「コーポラティグタウン　埴の丘」街を作る

今の暮らしを大切にするよりも、よく分からない将来への不安に備えて、今の生活を手段にしてしまっている。

笹間「芸術の村」

家を建てることになってから、彼とは本音で話し合うことにしました。自分の言いたいことを率直に表現した方が良いと思うようになったの。それまでは、彼の意見を黙って受け入れてきたでしょ。だから、彼はびっくりしてました。こんなに、二人の考えがことごとく違っていたのかって。
安易な妥協を止めたのでなかなか大変なのよ。二人の考えが一致するまで何日か口をきかないと言うこともある。でも、こういうことって、私は大事だと思っている。とりあえず、という解決でやり過ごすことを積み重ねていると、きっと何かのきっかけで後から問題が出てきてしまうと思う。
その時には、その問題を解決する為に、今よりはるかに大きいエネルギーを必要とするようになるんじゃない。
私は夫婦の考えが違っていたって良いと思う。
その違いをどう埋めていくのかというのが、いわば、夫婦としての営みになるような気がするわけ。
だって元々、生まれも育ちも違う人間が一緒に暮らして居るんだから、何でも同じというのはどこかムリなの。

自分の選択をして、他の人の選択を尊重する。

住んでいる場所が、住んでいる人間の生き方に深く関係している。
住まいは、暮らしている人間の自己表現。
必要に応じて住み替える。

２５年以上もの長期ローンに縛られる生活なんて、どこかおかしい。それよりもいま、あるいはここしばらくの住まいを、自分のこだわりで選びたい。
我慢や諦めの日々に訣別すれば、こだわりに生きられる道も見つかる。

どういう生き方をするのか。それは日々の営みを通してしか答えを出すことが出来ない。

「日曜大工でマイホームを建てる会」

生活の質とは、自分なりに工夫しながら暮らし、その積み重ねの中で形作られていく自分らしさのこと。