原野を楽しむ の商品レビュー
1988年に読んだときは、どこがいいのかわからなかった。最初に読んだときのほぼ2倍の年齢になって、この本の良さをしみじみと感じる。珠玉のエッセイ集というのはまさにこの本のためにあるのだろう。読み終えるのが惜しくなって、何度ページを閉じたことか。自分も原野へあこがれて、山の中に住み...
1988年に読んだときは、どこがいいのかわからなかった。最初に読んだときのほぼ2倍の年齢になって、この本の良さをしみじみと感じる。珠玉のエッセイ集というのはまさにこの本のためにあるのだろう。読み終えるのが惜しくなって、何度ページを閉じたことか。自分も原野へあこがれて、山の中に住み、フライフィッシィングをやるようになったから余計に感じるのかも知れない。もう芦沢さんの新刊を読めないのだということが一番寂しい。手に入るだけの本を読んでいきたい。そのうち全集がでないだろうか。
Posted by
- 1