定家明月記私抄(続篇) の商品レビュー
「定家明月記私抄続篇」堀田善衛著、新潮社、1988.03.10 323p ¥1,600 C0091 (2022.02.25読了)(2022.02.18借入) 【目次】 続篇の序 公卿補任 歯取リノ老嫗ヲ喚ビ、歯ヲ取ラシム 遊芸人と天皇 神剣海ニ没シテ玆卅廻 天下ノ悪事、間断ナシ...
「定家明月記私抄続篇」堀田善衛著、新潮社、1988.03.10 323p ¥1,600 C0091 (2022.02.25読了)(2022.02.18借入) 【目次】 続篇の序 公卿補任 歯取リノ老嫗ヲ喚ビ、歯ヲ取ラシム 遊芸人と天皇 神剣海ニ没シテ玆卅廻 天下ノ悪事、間断ナシ 幕府歌会 明月記断続 拾遺愚草完成 源実朝 危機への傾斜 為家の結婚 定家、後鳥羽院の勅勘を蒙る 歌学から家学へ 承久の乱 政治と文学 歌の別れ 京都頽廃 言語道断ノ事カ 京都頽廃 年号毎日改ムト雖モ 京都頽廃 百鬼横行 眼前ニ公卿ヲ見ル 花と群盗 正二位ハ人臣ノ極位ナリ 初月糸ヨリモ繊ク、山ヲ去ルコト纔ニ五尺 金銀錦繍ヲ着シ渡ル 痢忽チ下リ矢ヲ射ルガ如シ 前代ノ御製尤モ殊勝 死骸道ニ満ツ 凉秋九月、月方ニ幽ナリ 新勅撰集撰進 平安文化終焉 群盗横行 定家出家、法名明静 明月記、終 後記 さらば、定家卿 参考文献 定家略年譜 ☆関連図書(既読) 「マンガ日本の歴史(15) 源平の内乱と鎌倉幕府の誕生」石ノ森章太郎著、中央公論社、1991.01.20 「マンガ日本の歴史(16) 朝幕の確執、承久の乱へ」石ノ森章太郎著、中央公論社、1991.02.20 「尼将軍 北条政子」童門冬二著、PHP文庫、2008.11.19 「完全図解でよくわかる承久の乱」高橋信幸編、廣済堂出版、2019.06.10 「炎環」永井路子著、文春文庫、1978.10.25 「源頼朝の世界」永井路子著、中公文庫、1982.11.10 「絵巻」永井路子著、角川文庫、2000.08.25 「新古今和歌集」小林大輔編、角川ソフィア文庫、2007.10.25 「新古今和歌集・山家集・金槐和歌集」佐藤恒雄・馬場あき子著、新潮社、1990.09.10 「吾妻鏡」上・中・下、竹宮 惠子著、中央公論社、1994.12.20-1996.02.25 「大系日本の歴史(5) 鎌倉と京」五味 文彦、小学館ライブラリー、1992.12.20 「源義経」五味文彦、岩波新書、2004.10.20 ☆堀田善衛さんの本(既読) 「広場の孤独」堀田善衛著、新潮文庫、1953.09.25 「インドで考えたこと」堀田善衛著、岩波新書、1957.12.19 「キューバ紀行」堀田善衛著、岩波新書、1966.01.25 「ゴヤ 第一部」堀田善衛著、新潮社、1974.02.15 「ゴヤ 第二部」堀田善衛著、新潮社、1975.03.20 「ゴヤ 第三部」堀田善衛著、新潮社、1976.03.20 「ゴヤ 第四部」堀田善衛著、新潮社、1977.03.25 「スペイン断章」堀田善衛著、岩波新書、1979.02.20 「情熱の行方」堀田善衛著、岩波新書、1982.09.20 「スペインの沈黙」堀田善衛著、筑摩書房、1979.06.20 「美しきもの見し人は」堀田善衛著、新潮文庫、1983.06.25 「定家明月記私抄」堀田善衛著、新潮社、1986.02.20 「方丈記私記」堀田善衛著、ちくま文庫、1988.09.27 「時代と人間」堀田善衛著、日本放送出版協会、1992.07.01 「バルセローナにて」堀田善衛著、集英社文庫、1994.10.25 「路上の人」堀田善衛著、新潮文庫、1995.06.01 「上海にて」堀田善衛著、ちくま学芸文庫、1995.11.07 「ミシェル城館の人 第一部」堀田善衛著、集英社文庫、2004.10.25 「ミシェル城館の人 第二部」堀田善衛著、集英社文庫、2004.11.25 「ミシェル城館の人 第三部」堀田善衛著、集英社文庫、2004.12.20 (「BOOK」データベースより)amazon 源平角逐の時代に青春を過ごした定家は、後半生でもまた、未曽有の乱世に身をおく。和歌を通じて交流をもつた源実朝の暗殺、歌壇のパトロンであり同時に最大のライヴァルでもあった後鳥羽院の、承久の乱による隠岐配流。宮廷文化の最後に大輪の花を開き、その終焉をも見とどけた定家とその時代を、厖大な日記「明月記」にたどる。
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