セレスティーヌ の商品レビュー

ガブリエルバンサン【作】,もりひさし【訳】

2009/10/04

このシリーズは、全部大好物です！
セレスティーヌの生い立ちは、かなり悲劇的ですよね。ほんと、アーネストさんに見つけてもらって、あんなにかわいらしく育ててもらえてよかった（羨ましい）
優しくて暖かいお話と、柔らかくて温かみのある画風に、毎回じんわりさせられる、そんなシリーズです。

2009/10/04

≪くまの　アーネストおじさんシリーズ≫に出てくる、アーネストとセレスティーヌの出会いを描いたもの。茶色のデッサン。著者は、このシリーズで、「愛の深さ」「他人に尽くす喜び」「気取らない素朴な生活」を表現したかったとのこと。
「そうじふ」をしていたアーネストがごみバケツでみつけた生まれたての子ねずみのセレスティーヌ。この本より先に「あの夏」を読んで、二匹は恋人同士か親子か（くまとねずみだから、そんなわけないんだけど）微妙に感じたけど、ここでアーネストは「ぼくのこども」って言ってた。大きく成長してからは何かとおしゃべりなセレスティーヌだけど、ここではまだ目が開いたばかりのあかちゃん。セレスティーヌの具合がわるくなって入院することになっていたときのアーネストのうろたえようは、泣けてきそうなくらいだ。