絵本づくりトレーニング の商品レビュー
この本をテキストにして絵本の勉強をしています。 面白いワークショップが盛り込まれていて、とてもわかりやすく、楽しい一冊です。
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つくることは、物事の本質を捉えるもっとも確実な道。絵本づくりについて教材化、課程化することに成功している。自己洞察が深まることは創作の入口にして、出口でもある。そこに本書は成功している。 対談という形式や実際の生徒の作品、様々な理論が興味深い。フロイトについてだけ、飛躍というか...
つくることは、物事の本質を捉えるもっとも確実な道。絵本づくりについて教材化、課程化することに成功している。自己洞察が深まることは創作の入口にして、出口でもある。そこに本書は成功している。 対談という形式や実際の生徒の作品、様々な理論が興味深い。フロイトについてだけ、飛躍というか違和感を感じた。1988年刊だが、全く古くない。 ・くだらん自分を発見させられますが、それがモノをつくる第一歩という気がします。 ・たぶん今のパフォーマンスとか現代芸術が否定しようとしていることの一つは、ことばによって規定される何ものかでしょう。 ・絵本の場合は、音声言語っていうよりもむしろ、視覚言語、見る字ですよね。紙芝居なんか、聞く字ですから。 ・正面から顔を見せてやるってのは大事だね、横顔見せるって人はあんまりいないよね。正面性、フロンタリティ。 ・単に美術的な問題じゃなくて、自分の存在自体を変える、ぼくにしても今限界を感じてる自分の枠組み自体に疑問をもって、根底から覆していくしかないと思うんだ。
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絵本とはきみ自身であり、君の思想であり君の知恵なんだ。 もし君が真の生活を送らなければ、君の絵本は真実は語れないだろう。(本より抜粋)
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絵本を描く方に向けたトレーニング本。絵の描き方はいろいろあるけれど、お話の作り方に特化した本は珍しい。本気で作家を目指している方にはおすすめですが、ちょっと描いてみたいな程度の人にはこのトレーニングは難しいと思います。
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講義形式で段階を踏んで絵本に踏み込んでいくので非常にわかりやすい。 いくつか授業で実践してみようと思いました。
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「おべんとう絵本の作り方」「フランケンシュタイン絵本の作り方」など、奇抜な発想による絵本作りのハウツーもの
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