香子の夢 の商品レビュー
23.11.4 BS日テレ 〈手掛かりはビートルズのテープ?〉パーティ・コンパニオン小田香子は驚いた。仕事先のホテルの客室で、さっき別れたばかりの同僚牧村絵里が毒入りビールを飲んで死んだのだ。現場は密室、警察は自殺だというけれど…。知り合った若手刑事芝田と情報交換するうち、今度...
23.11.4 BS日テレ 〈手掛かりはビートルズのテープ?〉パーティ・コンパニオン小田香子は驚いた。仕事先のホテルの客室で、さっき別れたばかりの同僚牧村絵里が毒入りビールを飲んで死んだのだ。現場は密室、警察は自殺だというけれど…。知り合った若手刑事芝田と情報交換するうち、今度は絵里の親友だった真野由加利が自室で扼殺され、続けて香子の部屋までが何者かによって荒らされた。〈どうなってんのよ、この事件〉退くに退けなくなった香子と芝田。はたして犯人は?密室の謎は解けるのか…。ミステリー界の若き旗手が、華やかなコンパニオンの世界を舞台に、卓抜なトリックと洗練された機知を織り込んで放つ長編本格推理の傑作。
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二時間ドラマ的な作品だなぁと思っていたけど、ホントにドラマ化されていたんですね。最近知りました(笑)作者の他の作品と比べると見劣りする感じはあるけれど、気軽にさらっと読めるので電車内で読むのに最適だと思います。
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再読。 この作家にしては平凡な話。 賀来千香子主演でドラマ化された2時間サスペンスを見たら読みたくなったのだが、まさに2時間サスペンスにぴったりの内容。 そういえばコンパニオンって、昔は宴会にもよく呼んでたけど、最近は見かけなくなったな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
行事のお手伝い(イベントコンパニオン)の仕事をしている女性。 宴会でのお手伝いが主。 宝石店の外から,いつかは宝石を買えるようになりたいと物色している。 お手伝いする宴会は,その宝石店の主催。 宴会の後、お客さんと喫茶室で話をして,その後の約束をする。 同僚で仲の一番良い女性が,待っている間に亡くなっていることが分かる。 取り調べをしていた刑事が,突然、賃貸住宅の隣りに引っ越して来る。 亡くなった絵里の友人が、同じ仕事場にやってくる。 次々と分かる新事実。 宝石店と,行事のお手伝いの仕事と,不動産屋の3つの会社の関係が見えて来る。 主人公が不動産屋の役員の恋人と,男友達の刑事との付き合いをうまく使い分けているところが面白い。 事件は急展開する。 主人公と刑事が別々に調べていたことから, 不動産屋と行事お手伝いの会社の人間関係が見えて来る。 結末では,叔父と姪の間のつながりが見えて来る。 主人公と刑事が東京駅での見送りの際に、 今後の2人の関係が見えてきそう。 このまま2人を主人公として、 アガサクリスティのMとNや 赤川次郎のNとMのように, 数点の連作があると嬉しい。 再版は,「ウィンクで乾杯」という標題になっている。 2時間映像にちょうどよい分量。
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イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/2590177.html) 「ウインクで乾杯」に改題
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