新東京百景 の商品レビュー
気晴らしに再読. 昭和60年代のバブルの全盛時代に新旧が入れ替わりつつある東京をスケッチして歩こうという雑誌の企画をまとめたもの。 アークヒルズができたてで,マハラジャがあってという時代である.この本が書かれてから20年以上がたって,街はまた変化したわけだが,それでも古いものと新...
気晴らしに再読. 昭和60年代のバブルの全盛時代に新旧が入れ替わりつつある東京をスケッチして歩こうという雑誌の企画をまとめたもの。 アークヒルズができたてで,マハラジャがあってという時代である.この本が書かれてから20年以上がたって,街はまた変化したわけだが,それでも古いものと新しいものの隣り合って存在している様子はそれほど変わらないという気もする.それが東京の面白いところ. 山口瞳のこういう文章は読んでいて本当に楽しい.本当の都会人. 今回は新潮文庫版を読んだので,引用はそのページ.
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