数学史物語 の商品レビュー

山下純一【著】

2012/10/14

(1993.12.28読了)(1988.11.24購入)
＊本の表紙より＊
2000年に及ぶダイナミックな数学進化のドラマを俯瞰する新しい｢比較数学史｣の物語。
文化の変遷とともに定着・発展・栄光・衰退へと変化してきた数学。本書は、この数学のライフサイクルを土台にして現代数学の原点、ギリシア・中国・インド・アラビアの数学の流れを追跡する。

【目次】
第一部　ギリシア数学の形成から消滅
はじめに
第一章　ユークリッドに至る路　執念としての≪幾何学≫の発見
第二章　アルキメデス　新しい舞台としての≪数学≫の発見
第三章　アポロニオス　萌芽としての≪代数幾何学≫の発見
第四章　アレクサンドリア数学の展開　戦慄としての≪数学≫の発見
第二部　中国、インド、アラビアの数学
プロローグ
第五章　中国の数学
第六章　インドの数学
第七章　アラビアの数学
参考文献
あとがき