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今日庵菓子暦 の商品レビュー

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2011/06/18

著者は裏千家先代家元・第十五代鵬雲斎夫人。 99年に亡くなっている。 淡交社のメルマガで紹介されていたので、新しい本かと思っていたら、20数年前の本だった。しかしこの本も今年と同じ卯年に書かれたもので、正月の干菓子は兎にちなんだもの。何だかその偶然がうれしい。 やわらかな文体...

著者は裏千家先代家元・第十五代鵬雲斎夫人。 99年に亡くなっている。 淡交社のメルマガで紹介されていたので、新しい本かと思っていたら、20数年前の本だった。しかしこの本も今年と同じ卯年に書かれたもので、正月の干菓子は兎にちなんだもの。何だかその偶然がうれしい。 やわらかな文体で記された、家元・今日庵の菓子を巡る歳時記である。惜しげなく添えられた写真も美しい。 十年一日のごとく、脈々と受け継がれるものを後の世に伝えていく。「家元」の有り様に思いを馳せてみると、どこか「しん」とした心持ちになる。 *やはり偶然だが今日が祥月命日とのこと。これも何かのご縁か。 *一月ごとに書かれた原稿であるようで、何かに連載されていたものなのか? 出典が書いていないのでちょっとわからない。機関誌か何かだろうか。 *英訳本もあるらしい。

Posted byブクログ