イワンの馬鹿 の商品レビュー

レフ・ニコラエビッチトルストイ【著】,木村浩【訳】

2009/11/18

なるほど、さすが白樺派の源流、トルストイ。
信仰心からくる、愛の定義がすばらしく、心に優しさのともしびがぽっとともるような物語でした。

「イワンの馬鹿」
「人にはたくさんの土地がいるか」

「人はないによって生きるか」これが一番すき。
人にはなにかあるのか？　「愛」
人にあたえられていないものはなにか？　「自分の肉体のために何が必要か分からないこと」
人はなにによって生きるのか　「その人の中に生きた神様＝愛」

「受洗の子」
「小さな火だねでも、大火事になる」言霊的な。

2009/10/04

馬鹿は馬鹿でも、悪魔も逃げ出すほどの馬鹿。
トルストイが晩年に書いた本だそうです。
この本は、注釈がたくさんあり、
ちょっと聞いたことのない物の呼び方が、すぐにわかるようになっています。
なんというか、小中学生さんの為に読みやすくといった感じです。