てんとうむし の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
童話屋さんのティーパーティーに招待された著者さんの冒頭のお話がとても微笑ましくもかわいくて面白かったです。 ティーパーティを経て、いままで書いた詩の中から編集者が選んで一冊にまとめられたのが本書になります。 文庫サイズのハードカバーで、いつでもすぐに読める愛蔵版でもあり、コレクターズアイテムでもあると思います。 ぱっと開いたページの詩を読んで、1日をスタートしたり、気分転換したり、疲れを癒すのにもいいと思います。 私は読書で詩は良く読む方だと思いますが、短いながらも奥深く、言葉が少ないので著者の想像を超えて、読んだ人の気分や人生観、価値観で内容が変わってくるところが面白いとも思います。 私が小学校低学年の時は、詩のように短いお話が多く、詩にふれあうことが日常的でしたが、それも年齢を重ねるにつれて少なくなってきます。 意識して詩にふれあう時間を持つと、小さなことだけれど、あれ!? という発見に繋がることが多く、驚かされることもあるので、読書したいけれど、細かい活字や多くの文章には抵抗がある人にもおすすめです。
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