忘れ傘 の商品レビュー
自分と同じ誕生日の作家だと知って借りてみた(関係性があるようでないけど気になったので)。 “訣れるために出会いがあるのか”という解説にひかれてこの作品を選んだのだが私の感性(そんな上等のものでない)も年齢も出会いの数もまだこの作品を読めるまでに届いてないのかもと思った。 どう...
自分と同じ誕生日の作家だと知って借りてみた(関係性があるようでないけど気になったので)。 “訣れるために出会いがあるのか”という解説にひかれてこの作品を選んだのだが私の感性(そんな上等のものでない)も年齢も出会いの数もまだこの作品を読めるまでに届いてないのかもと思った。 どうして人は出会うのかを探りながら読んでみて、迎えるべくやってきたその日を過ごすために出会いがあるのだろうか、と。でもそれだと、すべてはシナリオ通りのアドリブの中で生きているという事になるのでしっくりこないなぁ、と。偶然とか必然とか云うけれどそれも本当のところどうなんかしら。と、いうのがこの作品を読んで生まれた出会いと別れについての新たな枝。新芽?そんな感じ。 かぎ、忘れ傘の登場人物が好き。あと愛していたのに、という言葉も好い。
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