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黒猫ジルバ の商品レビュー

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2015/12/21
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※このレビューにはネタバレを含みます

ねこの本を探していたところ、今年亡くなった舟崎さんの作品があったので、借りて読んだ。 夜汽車で初めての一人旅をしている、ぼく。 午前三時半に目を覚ますと、窓のすきまからふきこんできた風に、きっぷが飛ばされてしまう。 きっぷを追いかけると、黒猫がきっぷを持っていて、返してほしければ、お礼をしろという。 うーん……不思議な夜のおはなし、夢オチ。 ジルバがアレバ・ナケレ町長にことばを話すところを見られた、この町にはいられない、というところが、もっと膨らんでいたら、おもしろかったんだろうな。 線路とか色気のある白猫とか、甘い猫なで声とか、妙だ。 雰囲気物語?

Posted byブクログ