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ビジネス戦士よ若死にすることなかれ! の商品レビュー

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2009/10/04

この本の出だしは、昔の戦国武将や有名人の健康管理による寿命の長短から始まっている。私が特に目がいったのは、豊臣秀吉は女好きと美食がたたり、胃ガンで亡くなったのではないかと言われている点である。昔の人はまだ、ガンにかかる人は少なかった。その中で有名な秀吉がガンで亡くなったということ...

この本の出だしは、昔の戦国武将や有名人の健康管理による寿命の長短から始まっている。私が特に目がいったのは、豊臣秀吉は女好きと美食がたたり、胃ガンで亡くなったのではないかと言われている点である。昔の人はまだ、ガンにかかる人は少なかった。その中で有名な秀吉がガンで亡くなったということは、私にとって新しい発見であった。それに対し、北条早雲、徳川家康は長生きをしたのは二人とも健康管理に気をつけていたからだと著者は述べていた。また、実名を挙げて長命の創業経営者についても述べられている。その共通点としては、皆信念やプラス思考を持っている方が多いことである。これらのように有名人を例に挙げて説明されているので、興味深く読めた。  そして本番、老化の原因とその予防であるが、こちらは越智さんの著者の、どの本にも共通したことが述べられている。まず老化の原因としては、体の酸化が挙げられており、その予防法も専門知識のない方にもわかりやすいように述べられている。今酸化については、以前ベストセラーになった「脳内革命」という本を思い出した。こちらも体の酸化について、その原因となる活性化酸素から解決法に至るまで、細かくわかりやすく述べられていた。抗酸化は、きっとこの時代の流行の研究分野であったのだろう。また、この本の後半の内容は同著の「老化制御の理論と実際」とほぼ同様のことが書かれていた。

Posted byブクログ