この輝かしい日々 の商品レビュー
5人の生徒を8週間、教えて40ドル、5人のうち3人は自分より背が高く年上。(Homeに戻るとふたたび学校に通った) 40ドルは、父が売った成牛が15ドルなのを考えると大した金額だが、「これだけしか出せないけど」と申し訳なさそうに申し出られ、授業は好評で「来年も来てほしい」と言われ...
5人の生徒を8週間、教えて40ドル、5人のうち3人は自分より背が高く年上。(Homeに戻るとふたたび学校に通った) 40ドルは、父が売った成牛が15ドルなのを考えると大した金額だが、「これだけしか出せないけど」と申し訳なさそうに申し出られ、授業は好評で「来年も来てほしい」と言われたが父は「あんな離れたところまで行くのはいやだろう」と確かめるより先に断ってくれた。下宿したブリュースター家の扱いは恐ろしいものだったが、ローラが気振りにださないようにしても父にはわかったらしい。 次に教えたのは3人で月25ドルを3ヶ月。75ドルは、父の25ドルと合わせてメアリーが帰ってきたとき弾けるようにオルガンを買った。 二級免状をとったとき、フローレンスが父が委員をしている地区で月30ドル(まかない週2ドルを差し引いて22ドル) マッキーさんの洋裁店で8時から6時まで(弁当持参で)働いて1日50セント。弁当の缶のなかに何が入っていたかちょっと知りたい。 それから、雌牛エレンは仔牛を産んだが、種付けはどうやってしたのか、産まれた
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西部開拓時代のアメリカを舞台に、大自然と生きるインガルス一家を描いた、あまりにも有名な物語。「この素晴らしい日々」は、ローラが16歳を迎え学校の先生を経験したのち、アルマンゾと結婚するまでのお話です。 父さんが大工を定職とし、母さんおよび姉妹であるメアリー・キャリー・グレイス...
西部開拓時代のアメリカを舞台に、大自然と生きるインガルス一家を描いた、あまりにも有名な物語。「この素晴らしい日々」は、ローラが16歳を迎え学校の先生を経験したのち、アルマンゾと結婚するまでのお話です。 父さんが大工を定職とし、母さんおよび姉妹であるメアリー・キャリー・グレイスと、町に落ち着いて住みはじめた頃。ローラはひとり、遠方の地で働くことになります。下宿先の夫婦は不仲で、荒れた家庭というものをはじめて目の当たりにするローラ。彼女は自分の家族のあたたかみを改めて知るとともに、我が家を離れたつらさ・寂しさを分かち合ってくれたアルマンゾと、静かに愛をはぐくんでいきます。 『大草原の小さな家』シリーズって、けっこう過酷な内容です。豊かな自然に抱かれてーみたいな、生やさしい暮らしはひとつも描かれてない。森、大草原、鉄道の作業場、町…インガルス一家は、必要に迫られてひたすら移住を繰り返しています。未開拓の地を求めて、政府の意向で、虫害で作物をすべてやられて、極寒の冬を耐え忍ぶために。荷馬車と家畜だけを財産に、ジプシーのように移り住んでいかなければ、生きのびていかれなかったのです。 苦しい環境のなかでは、「家族」だけが最高の友達であり、仲間。そして、日々の小さな幸せ―おいしい食べ物とちょっとした創作、読書-が、心のエネルギーとして非常に大切なものでした。 私が『大草原』シリーズを読むのは、主に「家事がも嫌んなってる」とき。ローラたちにとって家事はすてきな趣味であり、本当に楽しげに描写されているから。やる気が出るんですな。ふとんにシーツをかけるくだり一つとっても、すっごく気持ちよさが伝わるんだよね。その意味では、本書はシリーズ中最も読みごたえがあると思う。ローラがほぼ一人前に成長し、料理もお裁縫もたくさんやんなきゃいけなくなってるから(笑)。ウエディングドレス作りは特に必見。お金がなくても、心を込めた装いは可能だよなあなんて納得させられます。 「働くのが嫌んなってる」ときも、この本はかなり効く。実はローラも、外で働くのは嫌い。でも、姉のメアリーが大学に行けるように、また母さんと父さんがもっと楽に暮らせるように、積極的に働きに出ます。そしてお金を得られる喜びを知っていくのです。そう、仕事って、お金をもらって家族を養うためのものなんだよね。生きがいなんて二の次、三の次なんですよ。こういう基本に立ち返れるのは素敵なことです。 近頃は、「子育てが大変」なときにも効くと気づきました。それは本書じゃなく、もっと初期の、ローラが本当に小さいときの方(大きな森の小さな家~プラムクリークの土手で)なんだけど。小さい子ども3人も抱えて、未開拓の小屋に取り残されて、それでも規則正しく楽しく暮らしを切り盛りできる母さん…すごすぎる。読んでいて、メンタル面でめっちゃ励まされますよ。
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おわってしまった。 すごくおもしろかった。 インガルス一家はすばらしいね。 こんなふうに、いつも前向きに、 でもつつましく、上品に、生活できたら、 とてもすてき。 この巻は、 もう児童書でなく普通の小説のようで、 アルマンゾとの恋にわくわくしながら、 あと、自分の結婚のときを思...
おわってしまった。 すごくおもしろかった。 インガルス一家はすばらしいね。 こんなふうに、いつも前向きに、 でもつつましく、上品に、生活できたら、 とてもすてき。 この巻は、 もう児童書でなく普通の小説のようで、 アルマンゾとの恋にわくわくしながら、 あと、自分の結婚のときを思い出しながら、 ゆっくりと読みました。 ローラがどうか幸せでありますように。
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♡だいすき小さな家シリーズ♡ 小さな家シリーズで一番スキな本です!アルマンゾと結婚するまでのお話。
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