ハード・ラック・ウーマン の商品レビュー
KISSの曲名と同じタイトルに目が行き、読み始めた。心情の描写が厚くて、そこに割かれているウエイトの分、物語としては薄く感じられた。
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1987(昭和62)年発行、講談社の単行本。ミステリーかと思い、始まりの時点で事件が起こっている長編って珍しいかな、と思ったのだが、実はミステリーではなかった。後半は若干もたついている気がするし、ラストはちょっとあっけない。前半は栗本節全開でいい調子なのに、なんでうまくおさまらな...
1987(昭和62)年発行、講談社の単行本。ミステリーかと思い、始まりの時点で事件が起こっている長編って珍しいかな、と思ったのだが、実はミステリーではなかった。後半は若干もたついている気がするし、ラストはちょっとあっけない。前半は栗本節全開でいい調子なのに、なんでうまくおさまらないのだろう。 備考:初出誌「小説現代」臨時増刊(昭和62年2月刊)、
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ロックバンドのグルーピー(ファン)が殺され、その子の過去を探っていく話しです。暗い話しでした。何だろう、面白くないことはないのですが、私にはグッと来るものはありませんでした。こういうのは栗本薫作品にしては珍しい。 別に作品のデキが悪いということでは無く、私の感性と合わなかったって...
ロックバンドのグルーピー(ファン)が殺され、その子の過去を探っていく話しです。暗い話しでした。何だろう、面白くないことはないのですが、私にはグッと来るものはありませんでした。こういうのは栗本薫作品にしては珍しい。 別に作品のデキが悪いということでは無く、私の感性と合わなかったってことかもしれません。今ひとつ主人公の石森信に感情移入できないのが原因かも。つまり私は「ロック」な人間ではなかったのかもしれませんね。笑
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