コンサートホール音響学 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日本では、時々音響がひどいホールがあります。 なぜ音響設計をせずにホールを作るのでしょうか。 有料で貸すホールなのに音響の測定結果を公表していないところがあるのはなぜでしょうか。 本書は、どういう測定をするとよいかを知るきっかけになります。 自分では、手をたたいて歩きながら、ホールの音響を測定しています。 ピアノの調律士の方も、同じ方法を取られていました。 どういう残響がいいのか。 物理的測定だけでなく、ホールにお金を出す人すべてに分かる音響学が求められていると思います。 本書はその出発点として基本事項の項目だしをしていると理解しました。
Posted by
- 1