ファンタジーの発想 の商品レビュー
サン=テグジュペリの『星の王子さま』、ミヒャエル・エンデの『モモ』と『はてしない物語』、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』、そしてC・S・ルイスの「ナルニア国物語」の第1巻である『ライオンと魔女』の、5つのファンタジー作品を取り上げて、その読みどころを解説しています。 全体を通じて、フ...
サン=テグジュペリの『星の王子さま』、ミヒャエル・エンデの『モモ』と『はてしない物語』、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』、そしてC・S・ルイスの「ナルニア国物語」の第1巻である『ライオンと魔女』の、5つのファンタジー作品を取り上げて、その読みどころを解説しています。 全体を通じて、ファンタジー作品は人間にとってどのような意義を持つのかという問題意識に貫かれています。とくに、『はてしない物語』の内に、「どこかでいまも積みかさねられ、だれかに掘りかえされるのを待っている、かつての夢やまぼろしがあるということ」が読み取られている箇所が、興味深く感じました。
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大学の授業で倫理学を習っていた先生の本です。先生にアフォリズムを教えてもらってから、本をただ読み流すのではなく、一文一文に注意して読むようになりました。
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倫理学者の読み解くファンタジー。 果てしのない物語、モモ、銀河鉄道の夜、ナルニア国物語、星の王子さま
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