にぎやかな眠り の商品レビュー

シャーロットマクラウド【著】,高田恵子【訳】

その筋では超有名な応…

[文庫ＯＦＦ]

その筋では超有名な応用土壌学のシャンディ教授が主人公。シリーズ１作目です。50歳過ぎ、独身のこの教授、すっごいヘソ曲がりですが、結構マトを得たことをいい共感できる部分も多々。大学キャンパスの住宅に住んでいるシャンディ教授。毎年クリスマスともなれば、住宅街に定められたイルミネーションには徹底的に反抗しているのですが、それが災いとなって自宅で死体が!だれかが教授に罪をかぶせようとしています。図書司書ヘレンとのロマンス、大学教授スヴェンソンの豪傑ぶりも楽しんで！

2020/07/29

シャンディ教授シリーズ。
ストーリーにスピード感はありませんがじっくりと学生の町バラクラヴァとシャンディ教授(と、クセのある登場人物)を楽しめます。
会話が多く臨場感があります。
ただその分自分の頭の中で、繰り広げられている景色(シーン)を想像で組み立てていく作業は少ないかなと思います。
逆に会話が多いことで各キャラがどんな人なのかをきちんと知ることができる。
ちゃんとどの人か分かっていないと誰が喋ってんのこれ？ってなっちゃいます(笑)
農大のある小さな田舎町バラクラヴァを舞台に繰り広げられる事件、笑いユーモア皮肉、ゆったりと流れる時間がいいです。

2016/08/03

図書館で。
クリスマスのライトアップやデコレーションにまつわる悲劇というか喜劇というか。人が何人も亡くなっているから悲劇か。

それにしても教授は草食系かと思ったらぐいぐい押しが強くてびっくり。そして物凄い狭いソサエティで何十年も暮らしていくって色々と大変そう。続きもあるみたいですが…ちょっと微妙だなぁ。

2013/12/11

12月なのでクリスマスのコージーミステリを。

んー。
アメリカ！な感じだった。
前半はのんびり。後半から事件が展開を見せ面白くなる。
主犯は最後までわからなかったけど相棒と動機は予想がついちゃったかな。

2012/12/16

毎年町ぐるみで行われるクリスマスイルミネーションに嫌気がさし、ついに仕返しを思い付いたシャンディ教授。手はずを整え逃亡と決め込んだものの、自宅に戻ってみたら友人の奥さんの死体が。これは自分がした仕返しのせいなのか？警察の捜査に疑問を感じた教授は、自責の念もあり調査に乗り出します。
コージーの代表とも言われるシリーズで、ユーモアもあるしトンデモ
展開もあるし、専攻は土壌学で一番の功績はカブの品種改良という教授の設定も、生活に役立つ技術を身に付けるという大学の基本方針も、華やかさはなくとも実際的で面白いんですが、なんだかすんなり入り込めず。教授やヘレン、エイムズ教授などはともかく、一部の登場人物の印象が残りにくいのです。クリスマスで一時的に賑わっている街の、本来の雰囲気もあまり感じられず…。シリーズの中でも、街が平穏な時に起こる事件を描いた作品の方が落ち着いて読めるかもしれません。ただ、これくらいの時期に日本で発売された作品って手に入りにくいんですよね…古本チェーン店に並ぶには古すぎて、古書店街に並ぶには新しすぎて…。

2011/12/11

原題：Rest You Merry
著者：Charlotte Macleod
訳者：高田恵子
初版：1978(US),1987(JP)
シャンディ教授シリーズ第１弾
何故殺したのかという動機がメイン。トリックはあるが主要なテーマではない。
犯人の動機も納得できるもの。追い込み方も良い。

紹介：ミステリマガジン 2011年12月 ユーモア・ミステリ・ガイト P.71

2011/10/18

1作目
久しぶりに読み直し。でも、全然覚えてない。。改めて楽しんだ。
ちょっとしたことで、モテモテになってるシャンディ教授。
この積極的さ、肉食！狩猟民族！
ヘレンの品が際立つ設定だった。
学長夫妻がとても素敵で、また続きを読もうかな。

最後まで、思っていたイメージと違う。と違和感を抱き続けた。さっきフッとギデオンとジェリー夫妻と勘違いしていたことに気付いた！

2011/05/04

教授のちょっとしたいたずらがきっかけで殺人事件に。
登場人物のキャラクターがとても強烈でとても楽しめました。

2011/07/16

おもしろかった。クリスマス。イルミネーションで賑わう通りにすむ教授がちょっとした抗議のつもりでものすっごい飾り付けをして町を離れる。けれどやっぱり気になって帰ってくると自宅の居間で友人の妻が死んでいた！一見事故にみえるのだけれどどーも不審な点があり・・・・と、犯人さがしをすることになるわけだが、最後までおもしろく読めた。けどそれまではそうでもなかったのに急に彼がモテだすのがどうしてなのかよく分からなかった。今までとは違う、とゆーことだったけれど・・・？とにかく新しい出会いで浮き立つ彼の心情と犯人は誰だ？とゆー展開がからんでおもしろい。これはシリーズ第一弾らしい。機会があれば他のも読んでみたいかも。

2010/12/27

シャンディ教授シリーズの一冊目。

海外ならではな性格とか
風習とか雰囲気とか、
そういったものが色濃く感じられる作品です.

そこまで凝ったミステリーではありませんが
楽しく気楽に読める作品で、
もぅ一度シリーズを読み直そうと思ってます.。