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アフリカ人間読本 の商品レビュー

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2020/10/10

アフリカの一部には「愉快殺人」の伝統がある。 飼っている牛が死ぬと、近所の村に行って、女子供をなぶり殺しにして、気分をすっとさせる文化があり、 男ならだれでもやってることだ。 日本で言えば、パチンコや酒タバコに相当するレクリエーション。 もっといいうなら、モシモシガシャで課金する...

アフリカの一部には「愉快殺人」の伝統がある。 飼っている牛が死ぬと、近所の村に行って、女子供をなぶり殺しにして、気分をすっとさせる文化があり、 男ならだれでもやってることだ。 日本で言えば、パチンコや酒タバコに相当するレクリエーション。 もっといいうなら、モシモシガシャで課金するように命乞いする自分より弱い女子供を殺して楽しんでた。 他の遊牧民は、定住民のむらを機関銃で皆殺しにして牛を奪う。 こういう伝統があって、そこにAKの様な軽機関銃が手に入って、独りで20~30人殺せるようになったからこそ、1990年代中盤のルアンダ内戦がひきおこされたわけだ。と想像される。 勿論、アフリカだけじゃなく、世界中にあった伝統なんだろうなぁと想像されるけど、20世紀後半まで残ったのは、珍しかったということだろう。 ただし、この話を採取したのは、40年も前なので、今はどうなのか。さすが一家に1台携帯電話がある時代には、成り立ちえないと思うが。 この本の話は、1984年ころに書かれたものなので、どれも35年も前のこと、日本の伝統の祭りが、『似ているが全く異なったもの』になったように、アフリカもだいぶ変わっているんだろうなぁと。 おしゃれさん「サプール」がまだのってませんから。 あと、山極寿一をはじめとする、日本モンキーセンターの人たちが沢山書いてるのもおもしろいところ。

Posted byブクログ