くらーいくらいおはなし の商品レビュー

ルースブラウン【作・絵】,深町真理子【訳】

2014/03/12

むかしむかし　あるところに、
くらーい　くらい　あれちが　ありました。

その　あれちに、
くらーい　くらい　もりが　ありました。

もりのなかには、くらーい　くらい　やかた。
・・・・

という具合に、陰鬱で恐ろしげな絵が続いていきます。
絵を見れば見るほど、薄気味悪い影などが次々に発見されて、
緊張感が高まっていきます。

そして、さいごに待つものは・・・！

というお話しですが、
これは子どもにとっては２度目からの方が面白いかも。
最初は怖すぎて用心するので、
あまり恐怖に浸れないのです。

２度目からは安心して、その恐怖を楽しむことができます。

くり返し読んでと言われそうな本ですね！

2013/03/08

こわいお話がテーマのお話会で私の鉄板の演目です。照明を落として素話でゆっくり語ると子どもたちは真剣に怖がりながら聞いています^_^最後に照明を完全に消して、ライトででネズミの絵をステンドグラスのように浮かばせて見せると、ホッとした笑いも起きて良い収まりになります♪

2013/03/02

　陰気くさい館の中を黒ネコちゃんが入っていきます。くらいくらーいと声を落として読んでいくと…。後は見てのお楽しみ。