ロマノフ家の最期 の商品レビュー

アンソニーサマーズ,トムマンゴールド【著】,高橋正【訳】

流血革命の象徴とされ…

[文庫ＯＦＦ]

流血革命の象徴とされるロマノフ一家の死。１９１８年７月１６日、エカチェリンブルクで何が起こったのか。ＢＢＣの記者二人が、証拠資料をもとに闇の中に葬られた謎を解いていきます。広大な領土と巨万の富を築いたロマノフ家の最後の日々がこのような非道な虐殺行為で幕を閉じたのでしょうか。今後の新たな展開に期待したいと思います。

2022/01/11

この事件の背景が知りたくて読んだ。古い本のため最新情報はwikiでも結論は出ており、この本が出したいものと既に違うことは承知であったけれど、筆者の取材の行動力が半端なく凄かったし訳も読みやすかった。お陰で歴史に疎い自分の中でもこの時代の解像度が高まったし読み応えがあり、良かった。