まわしをはずしたお相撲さん の商品レビュー
相撲好きの女性アナウンサー、故・久和ひとみさんによる、相撲愛にあふれた面白いエピソード満載のユニークな一冊。 各界の「イケメン」紹介からはじまり、相撲部屋見学の心得まで書かれていて、入門書としても優れている。 杉浦日向子さんの相撲にまつわるエピソードが「杉浦日向子さんとト...
相撲好きの女性アナウンサー、故・久和ひとみさんによる、相撲愛にあふれた面白いエピソード満載のユニークな一冊。 各界の「イケメン」紹介からはじまり、相撲部屋見学の心得まで書かれていて、入門書としても優れている。 杉浦日向子さんの相撲にまつわるエピソードが「杉浦日向子さんとトンジョ『荒勢ねえちゃん』の対決」と題して紹介されている。 高校生だった日向子さんが3階席のチケットを買って1人で観戦に行った時のこと。席に着くと、隣りにいたのはビールを飲みながら、1人で観戦していた若い女性。もの静かな感じの人だったのに、荒勢が登場した途端、ドスのきいたすごい声援をあげはじめた。日向子さんが、ご贔屓の魁傑(故・放駒親方)に向けて負けずに声援をあげると、すかさず「声が小さいっ」と突っ込んだそうな。この荒勢ねえちゃんは当時東京女子大学3年生だったという。 大人になった日向子さんは、放駒部屋の大乃国のファンになり、「クンロク(9勝6敗大関)でもいい。のんびりと取ってほしい」と語ったそうだ。
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