新版 金田一耕助さん・あなたの推理は間違いだらけ の商品レビュー
酷かった。 「絞殺」が「『紋』殺」になっていたり、「失踪」→「疾走」のような変換ミス、「とうり」という小学生レベルの間違い、その他誤字脱字だらけで読む気が失せ、本当に出版物なのかと思った。著者の経歴に「高校教師」とあったが一体… 各作品のあらすじも読みづらく、探偵の推理に対す...
酷かった。 「絞殺」が「『紋』殺」になっていたり、「失踪」→「疾走」のような変換ミス、「とうり」という小学生レベルの間違い、その他誤字脱字だらけで読む気が失せ、本当に出版物なのかと思った。著者の経歴に「高校教師」とあったが一体… 各作品のあらすじも読みづらく、探偵の推理に対する反論も反論になっていない。著者なりの推理で真犯人に辿り着くわけでもなく、本当につまらなく途中で読むのを止めた。 見立て殺人や、本当のターゲットをカモフラージュするために無関係の人物を殺害するなど、小説としての荒唐無稽さを「常識的でない」と批判するなど感想以下のシロモノだった。 「獄門島」で「釣り鐘のサイズがあり得ない」と方程式を使ってドヤ顔で批判していたが「厚さ1センチ」という勝手に想定した数字を「2センチ」「3センチ」に変えるだけで重さも体積も全部変わってくる。 もしXや2ちゃんねるの投稿だったら「小学生は帰れ」と一蹴されたであろう。 こんな内容が本になったとは、昭和とは余程いい加減な時代だったものだと変な意味で感心した。
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