1,800円以上の注文で送料無料

グルメを料理する十の方法 の商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/03/21

タイトルからして中島梓の評論みたいな雰囲気がありますが、栗本薫の推理小説です。次から次へといろんな料理が出てきて、おなかいっぱいになります。 体重 130 kg のでっぷり太ったアザミさん(女性)が、(探偵ではありませんが)探偵役です。でもこの人、マツコ・デラックスに見えて仕方が...

タイトルからして中島梓の評論みたいな雰囲気がありますが、栗本薫の推理小説です。次から次へといろんな料理が出てきて、おなかいっぱいになります。 体重 130 kg のでっぷり太ったアザミさん(女性)が、(探偵ではありませんが)探偵役です。でもこの人、マツコ・デラックスに見えて仕方がない。この本が書かれたときにはマツコ・デラックスは存在してなかったと思いますが、面白いものですね。 事件が起こって、その場に居合わせた主人公が事件に関与し、連続殺人になり、殺されそうになって、最後に謎解き、と、典型的な展開ですが、面白かったです。謎解きもなかなかよろしかったのでは。

Posted byブクログ

2010/12/17

何度も読んだ作品。それでも結末は覚えていないものだなあ。 主役二人の女性がグルメで大食い、メニューを読むだけでも楽しい。 1986年の作品、古さは全然感じさせず、ミステリーとしても、娯楽小説としても、面白い。 栗本薫さんって、やっぱり天才だ。

Posted byブクログ

2011/07/31

登場人物がなんともいい味でした。ミステリー度も高いと思うし。(私には、さっぱりわかりませんでした、犯人)内容のわりに軽いし、おちゃらけ感があって楽しく読めました。小錦ばりの巨体の持ち主・小林アザミと美人テキスタイル・デザイナーの鮎川えりかは、おいしいものを食べるという固い絆で結ば...

登場人物がなんともいい味でした。ミステリー度も高いと思うし。(私には、さっぱりわかりませんでした、犯人)内容のわりに軽いし、おちゃらけ感があって楽しく読めました。小錦ばりの巨体の持ち主・小林アザミと美人テキスタイル・デザイナーの鮎川えりかは、おいしいものを食べるという固い絆で結ばれている。今夜もイタリアレストランで、人並みはずれた食欲を発揮してウェイターを驚嘆させていたが、そのお楽しみの最中、毒殺事件が発生!しかも、同席していたグルメ評論家・沢崎豊がレストランの中で忽然と姿を消した!折角のディナーをふいにされたアザミとえりかは殺人事件の謎と、沢崎の行方を追うが…

Posted byブクログ