峠の群像(1) の商品レビュー
NHKの大河ドラマで…
NHKの大河ドラマで人気を博した作品の小説。忠臣蔵の経緯を経済不況を通して見ています。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
H27.11.3~H27.11.28 (あらすじ) 関ヶ原の戦からはほぼ百年、戦国の風はすでに遠のき、絢爛たる元禄文化が花開いた。しかしその陰で時代は大きな峠にさしかかりつつあった。”貨幣経済”という怪物が世の仕組みを揺るがせ始めたのだ。「忠臣蔵」の経緯を、この変動の時代の流れの中で捉え、独自の視点で描いてNHK大河ドラマとして多大な話題を呼んだ歴史大作。 (感想) 初堺屋太一作品。 時代の描き方、ドラマ、ストーリーとも面白く、そして「忠臣蔵」の物語がその核にあるという構成も素晴らしい。 第一巻は、元禄の時代背景を語るとともに、赤穂の窮状、そして塩業改革への取り組み第一歩まで。 浅野内匠頭、大石内蔵助、吉良上野介など、これまで歴史教科書での人物像でしかなかった人たちが丁寧に人間味あふれる描写で頭に入ってくるので、読んでいて楽しい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
<1> 1999.5.22 〜 28 読了 <2> 1999.5.28 〜 6.6 読了 <3> 1999.6.6 〜 12 読了 <4> 1999.6.12 〜 17 読了
Posted by
(1999.03.04読了)(1998.12.31購入) (「BOOK」データベースより)amazon 関ヶ原の戦からほぼ百年、戦国の風はすでに遠のき、絢爛たる元禄文化が花開いた。しかしその陰で時代は大きな峠にさしかかりつつあった。“貨幣経済”という怪物が世の仕組をゆるがせ始めた...
(1999.03.04読了)(1998.12.31購入) (「BOOK」データベースより)amazon 関ヶ原の戦からほぼ百年、戦国の風はすでに遠のき、絢爛たる元禄文化が花開いた。しかしその陰で時代は大きな峠にさしかかりつつあった。“貨幣経済”という怪物が世の仕組をゆるがせ始めたのだ。「忠臣蔵」の経緯を、この変動の時代の流れのなかで捉え、独自の視点で描いてNHK大河ドラマとして多大な話題を呼んだ長篇歴史小説。 ☆関連図書(既読) 「元禄繚乱(上)」中島丈博著、日本放送出版協会、1998.12.10
Posted by
- 1