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徳川慶喜(4) の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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将軍後見職となった慶…

将軍後見職となった慶喜は政治の表舞台に登場。いよいよ幕末の動乱期に活躍する姿が描かれている。シリーズ4巻。

文庫OFF

2021/07/30

朝廷の命令で、同じ人間が朝敵と呼ばれる賊になったり、官軍と呼ばれる殺戮者となったりしたのでは、この世が収まるはずがない。 そのことを憂いて、朝廷から武力を独立させたのが源頼朝。 攘夷も倒幕も、現実の政治 - 覇道の行い。 朝廷(天皇)は、その次元から一段高いところに位置づけ...

朝廷の命令で、同じ人間が朝敵と呼ばれる賊になったり、官軍と呼ばれる殺戮者となったりしたのでは、この世が収まるはずがない。 そのことを憂いて、朝廷から武力を独立させたのが源頼朝。 攘夷も倒幕も、現実の政治 - 覇道の行い。 朝廷(天皇)は、その次元から一段高いところに位置づけられていたのに、その次元に引きずり降ろされた。 そういった構造を把握することができる巻です。 時期としては、 徳川家茂が上洛してから、長州藩が京から追放されて、薩摩が暗躍しだすあたり。

Posted byブクログ

2016/08/11

うーん、どうもこの主人公魅力的に思えんな。 英邁さをアピールしているようだが、論評者ってな感じ。市井の下層民の世界でもあるある的な人物にしか見えない。作家の思惑とは異なる見え方かもしれないが、それはそれで面白いかも。

Posted byブクログ