背徳のボルジア家(上) の商品レビュー

マーカスヴァン・ヘラー【著】,村社伸【訳】

2011/07/19

これは…、完全にポルノグラフィ、でしょうか？
おそらく、そういうことになるでしょう。
ロマン文庫だし。

塩野七生『チェーザレ・ボルジア　あるいは優雅なる冷酷』を読んだころ（って、私はまだ小学生だった）、なぜかどこかで見つけて手に入れて読みました。
「トンデモ歴史本」かもしれませんが、史実かもしれないと思わせるところが、あの時代のすごいところ。
皆さまにお薦めするものではありませんが（お薦めは、しません）、チェーザレを中心としたボルジア家の家系と歴史、あの時代の法王庁などに関して、固有名詞を記憶したのはこの本によってだったから、かなり恥ずかしいです。