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量子色力学とは何か の商品レビュー

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2016/01/04

発行は1986年。量子色力学とストレートに銘打った唯一の和書。絶版。入門書だが、量子力学の不確定性原理と電磁気学のゲージ変換の知識があった方が良い。 散乱断面積が電荷に比例すること、電子と陽電子の衝突で何の粒子になるかも電荷に比例することは天下り的に出てくる。→前者については江...

発行は1986年。量子色力学とストレートに銘打った唯一の和書。絶版。入門書だが、量子力学の不確定性原理と電磁気学のゲージ変換の知識があった方が良い。 散乱断面積が電荷に比例すること、電子と陽電子の衝突で何の粒子になるかも電荷に比例することは天下り的に出てくる。→前者については江沢洋著『量子力学』に詳しく解説。後者はネット上にいくつか言及がありました。 グルーオンが8色のところが論理的に分からない。6色?またはマイナスの扱いが分からない。→これについては、このサイトの説明が役に立った。 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n215164 ゲージ理論とくりこみ理論は完全な理解には至っていない。このページ数では難しいだろうか。

Posted byブクログ