相模のもののふたち の商品レビュー
中世という時代の面白…
中世という時代の面白さがよくわかります。
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これは小説ではなく、永井路子の相模国探訪。 淡々と書かれているが、知らないことが多く、行ったことのあるところも、もう一度この本を持って行きたくなったところがある。 p18 衣笠城趾:三浦氏の本拠。一度行ってみたい。 満昌寺 p36 北条が三浦氏を倒すのは宝治の乱(1247)...
これは小説ではなく、永井路子の相模国探訪。 淡々と書かれているが、知らないことが多く、行ったことのあるところも、もう一度この本を持って行きたくなったところがある。 p18 衣笠城趾:三浦氏の本拠。一度行ってみたい。 満昌寺 p36 北条が三浦氏を倒すのは宝治の乱(1247)三浦義村の子、泰村、光村が敗死。安定勢力となって北条は建長寺、円覚寺を建てる。 p108 証菩提寺:栄区。真田余一(義忠)(中村氏系岡崎義実の息子)のために頼朝が建てた。行ったことはあるが、歴史的なことは知らなかった。 110:泰時の娘小菅谷殿がここに阿弥陀堂。 p116 曽我 石井進『中世武士団』(小学館版・日本の歴史) p162 秦野市:波多野、実朝の首塚あり。 p188 梶原氏の本拠:湘南深沢、御霊神社 p198 梶原大刀洗の水;朝比奈切通から十二所へ出るあたり、行ったがけっこうショボい水。 p204 寒川に梶原景時館址 p211 長尾台に城趾。長尾定景から長尾景虎に繋がる? p247 遺体or火葬骨を埋めて石磴を立てる墓は、鎌倉時代より後。鎌倉時代はどうだったのかは書いてない。 22/10/07再読。
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絶版ばかりで悲しいなあ。 永井路子の本はほぼ読破しています。最も好きな時代作家。残念ながら手元に残っていない本を「読みたい」カテゴリ登録してるけど、かつて一度は読んだ(笑)。
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