コミュニケーション技術 の商品レビュー
相手といかに交流する…
相手といかに交流するか。日本人は下手だといわれているからこそ。
文庫OFF
実用文章術として参考になる部分が多く、定期的に読み返しておきたい本。 ただ、過度なパターン化が少し気になる。パターンに従った好例提示された文/文章がパターンに従っているとは言い難いものがいくつかあり、若干混乱させられた。
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ミシガン大学工学部における作文術指導 テクニカル・プロフェッショナル・コミュニケーション (授業内容) 第1週 授業内容の説明 第2週 道具の役割をするコミュニケーション (3回)「求職用の手紙と自己紹介レポート」の書き方 (月水金)レポート提出① 求職用の手紙と自己紹介レポート 第3週 レポート①の評価と批評 「目的」の書き方 「目的」の書き方の練習 第4週 同上 レポートの基本構文 「レポートの基本構文」の練習 第5週 レポート提出② 2-3ページ レポート②の評価と批評 「サマリー」の書き方・まとめ方 第6週 「サマリー」の書き方の練習 「本文」の書き方 同上 第7週 「各論」について 同上 同上 第8週 レポート提出③ 社内レポート レポート③の評価と批評(クラスを半分に分けて) 同上 第9週 レポートのまとめ方 同上 練習 第10週 視覚補助材料の利用方法と作り方 レポート提出④ 社内長文レポート(10ページ) レポートの基本パターン 第11週 レポート④の評価と批評(グループ1) 同上(グループ2) 同上(グループ3) 第12週 口頭発表(プレゼンテーション法)の指導 同上 休暇(感謝祭) 第13週 社外レポート 特徴 論文の書き方 口頭発表(グループ1) 第14週 同上(グループ2) 同上(グループ3) 同上(グループ4) 第15週 レポート提出⑤ 社外レポートか論文 自主研究 同上
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1998.2.20に会社で篠田氏の研修を受け、とても感銘を受けた。 論理的文書の書き方の研修であり、関連した本書を購入した。 一度売却したが、転職後の課内で共有するために再度購入した。 残念ながらほとんど参考にされなかったようだ。 (2024.7.8) ※2007.9.17売却...
1998.2.20に会社で篠田氏の研修を受け、とても感銘を受けた。 論理的文書の書き方の研修であり、関連した本書を購入した。 一度売却したが、転職後の課内で共有するために再度購入した。 残念ながらほとんど参考にされなかったようだ。 (2024.7.8) ※2007.9.17売却 2015.11.15amazonで中古(株式会社MAT)を注文(再購入)
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小説やレポートなどで字数が埋まらない、評価が低いといったお悩みを解決してくれます。 テンプレートに近いものが例示されており、行き詰まってしまった文書を進めるキッカケになると思います。 新書の中でもあまり高くなく、読みやすい文体なのでざっと読んでも得られるものがあるのでオススメ!
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「実用的文章」について一語一文レベルでこだわった一冊。前レビュー(『理科系の作文技術』)と同じく、文章作法に関する本である。『理科系の~』が文章を書く際の心構えなど全体的な視点を論じた一冊だとすれば、本書は一文における語句選択など細部の視点を論じた一冊と言える。 本書内容は大...
「実用的文章」について一語一文レベルでこだわった一冊。前レビュー(『理科系の作文技術』)と同じく、文章作法に関する本である。『理科系の~』が文章を書く際の心構えなど全体的な視点を論じた一冊だとすれば、本書は一文における語句選択など細部の視点を論じた一冊と言える。 本書内容は大きく分けると2つ――「1つの文を構成する単語の選び方とその表現技法」・「文章の集合体であるパラグラフの構成とその展開方法」――である。また、いずれの章でも、筆者の主張は一貫している。即ち、1つの単語・文・パラグラフに複数の意味・主張を持たせない(「ワンワード/ワンミーニング」・「ワンセンテンス/ワンアイディア」・「ワンパラグラフ/ワントピック」)というものである。こう書くと意外性はないかも知れないが、本書には多数の練習問題がついているので、是非挑戦して欲しい。案外、自分も伝わりにくい文章を書いていることに気付くはずである。 本書の活用方法だが、内容が細部にわたるため、実用的文章を書き始めたばかりの人が読むと先に進めなくなる恐れがある(その場合は、まず『理科系の作文技術』を読むのがオススメ)。従って、文章がある程度は書けるようになった人がレベルアップを目指して読む形が良いだろう。
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アメリカのテクニカル・コミュニケーションをベースにして記された1986年発行の本書。日本語と英語は語順などの相違はあるものの、伝わる文章、伝えるためのパラグラフ構成は共通であり、普遍的と言うことか。著者が指摘しているが、日本でこのような「技術」について学ぶ機会は、どれだけあるのだ...
アメリカのテクニカル・コミュニケーションをベースにして記された1986年発行の本書。日本語と英語は語順などの相違はあるものの、伝わる文章、伝えるためのパラグラフ構成は共通であり、普遍的と言うことか。著者が指摘しているが、日本でこのような「技術」について学ぶ機会は、どれだけあるのだろうか。 「ワンワード/ワンミーニング」曖昧な名詞と動詞に注意。例えば「メーターを見る」。 「行う」は極力使わない。例えば「分析を行った」は「分析した」で十分。 「ワンセンテンス/ワンアイディア」短い文で区切ればよい。 「修飾する言葉と修飾される言葉が離れすぎない」 「語句の重複を避ける」、「当店のコーヒーは炭火焼きコーヒーを使用しております。」、「お互いに相互作用を」など。 「ワンパラグラフ/ワントピック」この本の後半部分は、パラグラフの展開方法の説明に終始している。
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たまたま、全社研修の講師として名前が有り、講師の中で一際高い研修料金が目についた。それが、この本の著者だ。 講師のプロフィール欄に代表著書としてあったので購入してみた。 内容としては、わかりやすい文章の書き方のハウツー本。 結論として、普通の理系大学を卒業できるなら読む必...
たまたま、全社研修の講師として名前が有り、講師の中で一際高い研修料金が目についた。それが、この本の著者だ。 講師のプロフィール欄に代表著書としてあったので購入してみた。 内容としては、わかりやすい文章の書き方のハウツー本。 結論として、普通の理系大学を卒業できるなら読む必要はない。 当たり前の事が、当たり前に書いてある上に読みづらい。 一点、なるほどと思ったのは日本の英語教育で文法を偏重するあまりに文章の固まりを論理的に読み書きする訓練が足りないという点。 ミシガン大学主催の英文試験(文法点と、文章構成点で評価。一人一人にコメント付きで採点される) によると、欧米の大学生は文法点の点数は低いが文章構成の点数が高く、日本の大学生は文法の点数が高いが文章構成の点数が低いそうだ。 その結果、ここの文章はわかるが全体を通してみると良くわからない文章だという総評が多いとの事。 この点はメールを打つときに、文法にこだわるより内容にこだわるように注意すべきだと実感した。意味が伝わらなければ読み手にとって文章情報はゼロに等しいってこと。
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文章を書くことにも”基本”があるのである。自分の伝えたいことをなかなか読み手に理解してもらえない人は、この本を読んでみても損はないと思う。 思うがままに文章を書いて、自分が伝えたいことを読者に100%伝達できる形で文章を作り上げることができるのであれば苦労はしない。
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仕事の効率を上げるためには、その手段は、業種によって異なると思いますが、デスクワークが多い方には、学校で教わらなかった「書く技術」の向上が重要だと思います。他人への伝達ミスによる無駄な手戻りの削減だけではなく、作家塩野七生先生が述べられるように書くことによって思慮深い検討ができる...
仕事の効率を上げるためには、その手段は、業種によって異なると思いますが、デスクワークが多い方には、学校で教わらなかった「書く技術」の向上が重要だと思います。他人への伝達ミスによる無駄な手戻りの削減だけではなく、作家塩野七生先生が述べられるように書くことによって思慮深い検討ができるからです。思慮深い検討ができる理由は、人間は、考えて、書いて、書いて考えてといった作業を無意識に行っているからだとか。また、日本人が書いたものなので、「は」と「が」の違いを桃太郎の例え話などを用いながら説明するといったとリビア的な面もあり、楽しく読めました。ただ、私の文章が上達したか否かは別ですが。
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