地獄島 の商品レビュー
1986(昭和61)年発行、新潮社のソフトカバー本。少し長い。怪談っぽいところがあるのだが、ほぼ合理的な解決がついてしまう。この作者の場合、「怪異」的な話もほぼ合理的な解決がついてしまう。グイン系(特にトワイライト・サーガ)でも、魔道のある世界の中で合理的に解決してしまう。結局、...
1986(昭和61)年発行、新潮社のソフトカバー本。少し長い。怪談っぽいところがあるのだが、ほぼ合理的な解決がついてしまう。この作者の場合、「怪異」的な話もほぼ合理的な解決がついてしまう。グイン系(特にトワイライト・サーガ)でも、魔道のある世界の中で合理的に解決してしまう。結局、妖しげな話にしたいという意識と、ストーリーがどうしても合理的な解決をつく話になってしまうという部分とで、整合性がつかないのではないか。それでも話は面白く、ひきつけられます。過去の因縁がもう少し早くでてれば、もっと面白かったかな。 あとがき:「あとがき」(1986年2月27日)栗本 薫、他:「小説新潮」昭和60年3月号~12月号に連載、
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イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/6198848.html)
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