つりばしゆらゆら の商品レビュー
ママも読んで。ママも読んで。 おもしろいから読んで。 つりばしが怖いけど、頑張ってわたるところがすき。一日ずつ一日ずつ、一個ずつ増やして進んでいくのがそれがすごいと思った。 2024/11/01 小1
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もりやまみやこ 作、つちだよしはる 絵『つりばしゆらゆら(あかね幼年どうわ)』(あかね書房) 1986.3発行 2024.2.11読了 最初は、勇気とか冒険心、チャレンジ精神をテーマにしたお話かと思ったが、そうではないようだ。 仲の良い友達にも知らせていない、自分だけの特別...
もりやまみやこ 作、つちだよしはる 絵『つりばしゆらゆら(あかね幼年どうわ)』(あかね書房) 1986.3発行 2024.2.11読了 最初は、勇気とか冒険心、チャレンジ精神をテーマにしたお話かと思ったが、そうではないようだ。 仲の良い友達にも知らせていない、自分だけの特別な友だち。 こんすけは、まだ恋を知らないだろうし、これが恋だとも言い切れないけれど、そうした秘密の友だちの存在というのは、子どもにとって何よりも特別なものだ。 大自然に囲まれた吊り橋の真ん中で一人、まだ見ぬきつねの女の子のことを想いながら、気持ちのいい朝風を浴びているシーンが、とても良い。 表現しがたい気持ちの揺れが吊り橋の揺れと相重なっているように感じた。 結局、仲の良い友達に呼ばれて、途中で引き返してしまうのだが、会いたい人に会いに行くため、吊り橋の向こう側へ渡る日もそう遠くないだろう。 子どもの成長というのは本当に早い。 https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001790155
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つりばしのむこうに、きつねのおんなのこがいる。大きくなってからではなく、今、会いに行きたい。つりばしを、おそるおそる、一歩ずつ進んでいくきつねのお話。 つりばしをわたるのが「こわい」という気持ち。それでも勇気を出して渡っていこうとする気持ち。きつねの子の幼く一生懸命な心にふれら...
つりばしのむこうに、きつねのおんなのこがいる。大きくなってからではなく、今、会いに行きたい。つりばしを、おそるおそる、一歩ずつ進んでいくきつねのお話。 つりばしをわたるのが「こわい」という気持ち。それでも勇気を出して渡っていこうとする気持ち。きつねの子の幼く一生懸命な心にふれられる作品。 キャンプ場につりばしがあり、4歳半の息子とこの本のことを話しながら渡った。怖がって一人では渡れなかったけど、手をつないで渡ることができた。『つりばしゆらゆら』また読む? と聞くと、「つりばしをわたるのがこわくなるからいやだ」と言っていたが、結局「また読んで」と言ってきた。
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友人たちと定期的に開催している読書会内で話題になった本でした。その時の感想に刺激を受けて読みました。友人は、とある書評を読んで、あまりにも感動的だという評に、それならば…と読んだものの、ずいぶん違う印象だったようです。 私は、書評とも友人の感想とも違う印象を受けました。何事も一...
友人たちと定期的に開催している読書会内で話題になった本でした。その時の感想に刺激を受けて読みました。友人は、とある書評を読んで、あまりにも感動的だという評に、それならば…と読んだものの、ずいぶん違う印象だったようです。 私は、書評とも友人の感想とも違う印象を受けました。何事も一気にやり遂げるのではなく、少しずつ、ほんのわずかずつでも進化していくことって素敵だな、ということを感じさせてくれる作品でした。無理をしないということも大事。見たことのない何かや誰かに思いを馳せながら、何かに取り組めるというそんな心持も素敵だな、と。 ぜひ読んでみて、と熱烈にお薦めするような作品ではありませんが、多くの人に偶然に出会って欲しい作品です。
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子供の頃、このきつねのこのシリーズが好きだったな、と手に取った。 吊り橋の向こうにいるという、自分と同じくらいのきつねの女の子に会いたくて、きつねのこが毎日少しずつ吊り橋を渡る練習をする。 自分で目的を見つけて、毎日練習して、でもまだ半分。少しずつできるようになっていくのを見るの...
子供の頃、このきつねのこのシリーズが好きだったな、と手に取った。 吊り橋の向こうにいるという、自分と同じくらいのきつねの女の子に会いたくて、きつねのこが毎日少しずつ吊り橋を渡る練習をする。 自分で目的を見つけて、毎日練習して、でもまだ半分。少しずつできるようになっていくのを見るのも、まだ見ぬ女の子につばきの花をプレゼントしたりハモニカを吹いたり。いつか出会えるといいなと思うのと、未来を夢見るきつねのこがまぶしかった。
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子どもの頃はきつねのこみたいに 毎日が新鮮だったのかなあ と自分の子どもの頃を振り返ってみたり した本でした。 雨の日に、はしのむこうに 手をふるきつねのこが かわいくて、少しせつなくてすきな場面。
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今回もきつねの子の心の動きを丁寧に追った物語だった。優しくて、一生懸命なきつねの子が可愛らしくて思わず読んでいて抱きしめてあげたくなりました。
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いつか行ってみたいって、いつかじゃないでしょ。やるのは「いま」でしょ! 俺くらいになったら渡れると思う。(S9)
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つり橋の向こうにいるきつねの女の子に会いたくて、怖いけど渡ろうと頑張るきつねくん。思わず応援してしまいます。 好奇心が原動力となった挑戦。昨日よりも今日、今日よりも明日は先へと進んでいく。子供の成長と同じようです。 (読んだ時期:5歳10ヶ月)
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