ルドン の商品レビュー

阿部信雄【編】

2019/11/26

・不毛な幼少期に原点がある
・妄想と幻覚の世界
・ルドンは文学と通ずる
・ギリシャ神話をモチーフに書いたもの多数
・オフィリアもかいていた
・宗教をモチーフにかいた
キリストの信仰が疑わしくなった時代に
それを暗示するものをあえて
(印象派はいっさい排除した)
・悪夢的なもの
・結婚したとしに色付きをかくように
・晩年は花の絵をたくさん描いた

2011/06/28

ずっとモノクロ(版画)で描いていたルドンが、歳をへて５０を越えてからパステルで鮮やかな色彩の絵を描き始める。心から出たと思えるその色。それと一緒に、何があふれ出たのだろう。そう思うと、何時間もこの画集を眺めてしまう。

2009/10/04

パステル画の生々しい鮮やかさ。

白黒の宗教画の不気味な薄暗さ。

その両方が渦巻いている、ルドンの不思議な世界。

高校生のころ、私の油絵を見た美術の先生が「ルドンのようだ」と言った。
それ以来、ちょっと気になる画家です。