ひかりのまち の商品レビュー
浅野いにおを連続して読んでいると、他作品に比べインパクトが薄かったかな。 別な時期読んだら評価変わるかも。 救われない世界をさらっと過ごす、現代の日本ってこういうものかも、さみしいけどそう思わせる。
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題名につられて買ってみたのだが、題名が読後に自分を嘲笑っているかんじがした。少し苦手な雰囲気だったが、これも一つの世界なんだと思う。自分の知らないところで、現実に起きていると思わせるような人間の心理描写は純粋に凄いと思った。
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200902 暗い話。のイメージ。 でも最後に開く扉の向こうにある景色は、やはり浅野いにおワールド。
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繊細な絵でヒトの心をえぐるようで、 でも、 これはとても好きです。 幸せな気持ちにさせてくれると思いました。 幸せには色々あると思うけど。
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絶望の中でこそ、キラキラした世界が存在する。とあるさびれた旧ニュータウンでの生と死と、再生のはなし。
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浅野さんの作品の中で希望をちょっとでも感じられるのはこの作品かも。 ソラニンも前へ進んでいくお話だと思うけど。 こっちも好きだなぁ。
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さらっと読めるのに、胸がぎゅーっとなる。 芳一とタイキの話が良かった。 泣けるとかではなく、静かに心の中に染み渡る感じ。 絶望と憂鬱と希望と夢と。 ひかりのまちの先にあるものはなにか。
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〔……家族ごっこか……〕 だーーーーっ。 桃子……… 〔お互いの理想と主張がぶつかって破綻した。 これが、 血が繋がっていないがゆえのもろさなのかもしれない。〕 行こう……… 〔もちろん人と人は価値観の共有はできないし、だから否定もできない。 芳一は芳一の中にある信じる何かに...
〔……家族ごっこか……〕 だーーーーっ。 桃子……… 〔お互いの理想と主張がぶつかって破綻した。 これが、 血が繋がっていないがゆえのもろさなのかもしれない。〕 行こう……… 〔もちろん人と人は価値観の共有はできないし、だから否定もできない。 芳一は芳一の中にある信じる何かに基づいて生きているのであって、僕はあくまでも外側にいるのだから。〕 〔………でも、 人を騙したり傷つけたりすることは、 絶対に悪だ〕 (第4話 HOME PART?)
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世界は、 不安に満ちていて、 とんでもなくざらついていて、 どうしようもなくじめじめしている。 それでも、 しあわせを感じていこう。 しあわせを歌っていこう。 しあわせを書き殴っていこう。 たとえ そうじゃなくても。 知ってるよ。 世界が...
世界は、 不安に満ちていて、 とんでもなくざらついていて、 どうしようもなくじめじめしている。 それでも、 しあわせを感じていこう。 しあわせを歌っていこう。 しあわせを書き殴っていこう。 たとえ そうじゃなくても。 知ってるよ。 世界がいつか終わることなんて。
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ちょっぴり泣きました。 リアルすぎるほどリアルじゃない。 アンリアルとか言うほど非現実的でもない。 自分と接点があるわけでもないのに、 ちょっぴり泣いた時の状態は「共感」という感情に似ていたような気がする。
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